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Author:元気の子
多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

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老人ホームにおける「オムツ外し」について考えてみます。

このムーブメントは、おそらく20年前くらいからあったような気がしますが、

本格的に達成できている施設は、未だにほとんどないと思います。




その原因は、オムツを外さなければいけない理由が弱いからです

なぜオムツを外さなくてはいけないの?」

「オムツをしていても別に入居者は嫌がっていないけど?」

「今頃は快適なオムツが発売されているから、入居者もつらくないはず。」

「第一、入居者自身がオムツを外すことを望んでいないよ。」

という疑問及び指摘に対して、理論整然とオムツ外しの必要性を訴えることの出来る介護士は少ないでしょう。




ちなみに、どんなに最悪の施設でも、うっかり食事の提供を忘れることはありません。

なぜなら、

「どうして食事を出さないといけないの?」

とう疑問に対しては、どんな素人の介護士でもハッキリとした答えを出すことが出来るからです。




また多くの人は、オムツ外しは単に排泄面にのみフォーカスしたアプローチだと思うでしょう。

しかし、実際は全然違います。

オムツ外しはトータルで良いケアが提供できなければ達成できません。

寝たきり生活だけどオムツだけは外れた、ということは絶対にあり得ません!

一日中ボケーッと過ごしているけどオムツは外れた、というのも難しいでしょう。




イメージしてみてください。

仮に同じような状態のお年寄りが入居したとして、

A施設は1年後には全員オムツをつけて、その中に排泄しています。

B施設は1年後には全員オムツを外して、トイレで排泄しています。

さて、A・Bそれぞれの施設の入居者の状態、施設の雰囲気、そこで働くスタッフの様子はどのようなものだと推測されるでしょうか?

(次週に続く)




※用語解説「オムツ外し」

老人ホームにおける「オムツ外し」とは、入居者が普通の布パンツのみで生活することを意味します。

特養等の場合、さすがに全員というのは現実的ではないかもしれませんが、

車いすやリクライニングに座れる人は全員オムツなし!という目標は設定できると思います。

認知症の有無は関係ないです。

また、腹圧性失禁等がある方が、尿漏れ防止のため小さなパットを使用するまでは「あり」とします。

最終的には夜間もオムツなしの生活を目指しますが、とりあえず日中オムツなしで生活出来ればクリアです。




☆本日の結論
「明日からの記事を読めば、オムツ外しは簡単にできます。」




オムツ外し論(全4回)は

期間限定記事のため、

現在は公開していません。

もし、ご覧になりたい方は

メール(info@yotsubakai.or.jp)にて

「公開しろよ!コノヤロー!」とご連絡ください。

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