プロフィール

元気の子

Author:元気の子
多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

(連絡先)
info@yotsubakai.or.jp




最新トラックバック



カテゴリ


このブログの読者から、

もっと辛口な内容にして、バチバチやり合ってほしい!

というメッセージが送られてきました。

この方は、以前私が書いていた

傍若無人なブログの読者でもあったので、

マニア学科ではきっと物足りないのだと思います。



明らかに挑発されているので、

スルーしても良かったのですが、

「だったらオメーが一番嫌うネタ書いてやるよ!」

とまんまと引っ掛かりました。



なので、今日は、

さらに支持率が下がるような記事を書いてみようと思います。




「当施設では、ご利用者の方が入浴したいと思った時に、

お一人づつ、ごゆっくり入浴していただきます。」


みたいな文句を聞いたことがある人は多いと思います。




これを聞いた多くの介護士は、

「素敵な施設だなぁ」

「家庭での生活のようだなぁ」

「理想的な介護だなぁ」

と思うでしょう。




私だったら、

「もし、これが単なる宣伝ではなく本当のことなら、

なんて無駄なことに力を入れている施設なんだろう。」


と思ってしまいます。




こういう私の発言を受けて、多くの介護士は

根拠もなくとなります。




私の根拠は、

そのコストパフォーマンスの悪さです。

本当に好きなときにゆっくり風呂に入ってもらおうと思ったら、

そうとう手厚いシフトにしなければいけません。

これは非常に贅沢なことです。




変な例えですが、

深夜のコンビニの入り口にて、

(ホテルのように)ボーイがドアの開け閉めをしてくれる

という贅沢感、というか無駄感に近いものがあります。

「そんなのサービスいらないから、弁当安くしろよ!」

と言いたくなります。




私がその施設の経営者なら、

それだけ手厚いシフトであれば、

好きなときに風呂に入れることよりも、

毎日確実に風呂に入れることに力を注ぎます。




つまり、

「ホントに価値のあるサービスを効率よく提供しろよ!」

ということが言いたいのです。




こういうことを言うと、多くの介護士は

論理的な反論こそしませんが、になります。




彼ら彼女らは、おおむね、

「効率」という言葉を嫌います。

むしろ「無駄」を好みます。




最も人手がかかる業務である施設外への外出も

「無駄に」行くことは好みますが、

明確な目的と効果を求めると、嫌います。




介護士たちの、

こういった「効率」を嫌い「無駄」を好む傾向は

いったいどこからきているのでしょうか?




介護士たちに言わせれば、

効率的な介護=利用者の意志を無視した介護

無駄的な介護=利用者の自由を尊重した介護


というイメージなのでしょう。




しかし、私は、

効率的な介護=理論的な組み立てと集中力が必要なハードな仕事

無駄的な介護=テキトーで楽な仕事


というイメージが潜在意識の中にあってのことではないのかと

疑っています。




そういう意味では、冒頭の

「当施設では、ご利用者の方が入浴したいと思った時に、

お一人づつ、ごゆっくり入浴していただきます。」


というセールストークも、

実は顧客に向けてというより、

介護士に向けて発信されているように思います。

(だって、このメッセージからは、

スタッフが多くて仕事が楽そうなイメージが伝わりますからね。)




顧客のニーズと介護士の理想は明らかにズレています。




介護業界は長年、

「明確な顧客の意志」というものが不在でした。

未だにそうかもしれません。



なので、

「利用者のため!」と言いつつ、

実は介護士のエゴそのものだった、

というサービスは多いと思います。





そのようなズレや無駄を生まないためにも、

やはり明確で具体的なビジョンが必要ですね。




☆本日の結論
「辛口なだけに、いつも以上に文脈と論点がズレている。けどそんなの関係ネー。」

とんでもない記事を発見してしまいました。

すぐにクリック!→介護職員は「働き過ぎるな」

これを読んで、皆さんはどのような感想を持たれましたか?



とりあえず、

不況でボーナスカットの中、一般企業に勤めながら

必死に税金や社会保険料を捻出しつつ、

家では認知症の祖母を介護している人が読んだら、

「ふざけんな、コラ!」と言いたくなる

タイトルであり記事であることは間違いないですね(笑)。



ちなみに、この岡田教授は、

5/18のマニア学科でも紹介し、また最近では、

「北九州から福祉を盛り上げる!~ふくし啓発研究会~」

6/25の記事(プチ炎上記事)でも取り上げられた、

例の「週刊ダイヤモンド」にも、

同様のテーマの記事を書いていました。



ダイヤモンドの記事を読んだ時は、

「面白いことを書いてるなぁ」くらいの感じで

私も余裕綽綽だったのですが、

さすがに今回の記事はツッコミを入れざるを得ません。



(これはあくまで私の考えですが)

仮にこの方のビジョンでコトが進むと、

とりあえず介護の仕事をやってみようかな、という

ビジョンもやる気もない若者は増えるかもしれませんが、

日本中の施設がほのぼの荘(by残業廃止論)になり、

膨大な社会保障費により日本の財政は圧迫され、

寝たきり、認知症の高齢者があふれ返り、

納税者は怒り狂う

という、誰も歓迎しない状況を招いてしまいます。




しかし、

介護スタッフの人数の問題にしろ、

残業に関する問題にしろ、

やりがいやビジョンに関することにしろ、

ことごとくマニア学科の論と正反対なので、

実はアンチの読者ではないのかと疑ってしまいます(笑)。




もうひとつ疑っていることがあります。

文中に、

「現場の現状からすると、管理者が掲げる理想が高過ぎる」

とありますが、

コレ絶対にウソでしょう(笑)。

もし、本気で言っているのなら、

よほど、日本の介護に精通していない方ですよ(笑)。




あるいは、北欧の状況と比較して、

そのような意見を持ったということであれば、

北欧の施設管理者ってどんだけ志が低いんだ!?

ってことになります(笑)。





なので、とりあえずウソを言っていると仮定しましょう。

だからきっとこの方も、内心では「日本の施設の管理者はダメだ」

思っているはずです。




「日本の施設の管理者たちは、

マネジメントはおろか、ケアの知識も、ビジョンも何もない」


と思っているはずです(笑)。




だからこそ、

今回の記事のような超ネガティブな妥協案を述べているのだと

いうのが、私の仮説です。




そうでなければ、納得できません。




だって、

専門で介護やマネジメントを研究している教授なら、




日本は北欧と違い、

超財政難であり、

超少子高齢化なので、

社会保障システムを考える上での前提が全く異なる

ということは十分に承知しているだろうし、




施設管理者の理想が低くなれば、

良いスタッフほど、真っ先に幻滅し退職する

ということも承知だろうし、




介護サービスの質が下がれば、

認知症や寝たきりの方が増えてしまい、

ますます介護が大変になる

ということも承知だろうし、




そんな状況を生み出せば、

介護の仕事の面白さややりがいはさらに失われ、

ますます介護職離れが起こる。

つまり、さらにマネジメントが難しくなる

ということも承知だろうし、




労働時間の長さや介護スタッフの多さ=質の高い介護サービス

という方程式は成り立たず、

むしろ現場では、その逆のパターンの方が良く見受けられる

ということも承知だろうし、




そもそも仕事のレベルを下げること(専門性の低下)が

業界を救うことになるわけもなく、

むしろ、業界の衰退を加速させるだけであり、

介護士のさらなる待遇悪化につながる

ということは、百も承知でしょうからね。




ここに書いてあることがいかにズレているかということは、

誰よりもご存知のはずなんですが…。




☆本日の結論
「この方の記事は、ハードな労働に不満を持っている介護スタッフの理論武装には役立つかも?」

節約と称して玄関の照明をOFFにしている福祉施設

って多くないですか?

いくらエコブームといえど、

それって、ふざけていませんか?



仮に、

同様にホテルやレストランが節約に勤しんだとしても、

玄関の照明は絶対に切らないでしょう。

もし切ったならば、閉店だと思われるでしょうし(笑)。

何よりも、お客さんに失礼です。



これからの介護はサービス業だ!

と吠えている施設に行ってみると、

やはり玄関の照明がOFFになっています



何のための玄関か?

何のための照明器具か?


というビジョンがないのでしょう。



いや、そもそも、

何のための施設か?

というビジョンすらないのだろうと疑います。




福祉施設の立派な玄関や照明器具は、

何のためにあるのでしょうか?




もちろんそれは、

理事長や設計士の虚栄心や自己陶酔のためにある

わけではない。




元来、

福祉施設というのは閉ざされた場所

というイメージが強いのです。




それこそ、昭和の時代であれば、

「あそこに近づいてはいけないよ!」

とお母さんに注意されていたかもしれません。




しかし、

「地域で高齢者や障がい者を支えよう!」

「地域に開かれた施設を作ろう!」


というノーマライゼーション思想が強くなるにつれ、

福祉施設の建築テーマは、

明るく、親しみやすく

というものが主流になってきました。




その結果、

ピンク色の気味の悪い建物や

無意味にバブリー(豪華)な建物という

失敗作も多く出来上がりました。




中には、

明らかにラ●ホテルにしか見えない老人ホームも、

全国各地に生まれました。




しかし、そんなこんなで、

福祉施設のイメージは随分と変わりました。




ソフト的にも、

かつての福祉施設は、

陰湿でジンメリとしており、

客が来ても見て見ぬふりをする事務員ばかりでした。




そういうイメージを払拭しようと努力した結果、

今ではTOTOのショールームよりも愛想良く

お客さんを迎え入れてくれる施設も珍しくないです。




利用者や地域の方々が、

心の壁を感じることなく

気持ちよく施設内に入ることが出来るようになりました。




なのに、

なのに、

なのに、

なぜ玄関の照明を消す!?



施設の利用者ごときは、

灯りをつけて迎え入れる価値はないと言うのか?



薄暗い玄関に地域の方が訪ねて来ても平気なのか?



収入さえ確保できれば、

暗く陰湿なイメージを抱かれても問題ないのか?



黙っていても利用者は絶えないから、

わざわざ温かい玄関を演出する必要はないのか?




本当にそれらのことを犠牲にしてでも、

わずかな電気代を節約する意味があるのか?





よ~く考えてもらいたいですね。




☆本日の結論
「実地指導の日や議員の見学の日だけは光輝く玄関になっていたりして。」

「ゆったりとのんびりと寄り添った介護がしたい」

こう言う介護士(通称:ゆったり系介護士)は

グループホームが生まれた辺りから急増したように思う。



ゆったり系介護士の多くは、

本人のキャラ自体がゆったりしている。



自分の特性と職種や顧客の特性を

つなぎ合わせることに成功した人は、

かなりレバレッジの効いた仕事が出来る。

なので、ゆったり系キャラの人がゆったり系介護を

目指すのは不自然なことではない。




ましてや、介護・福祉の職場というのは、

ガツガツした資本主義企業とは相性が悪い

と判断した者にとって、

オアシスのような場であったりもするので、

ゆったり系の人材が集まる傾向が強いことも確かだ。



しかし、ゆったり系介護士の多くは

とても大きな勘違いをしているのである。




ゆったり系介護士の多くは、

施設のお年寄り自身がゆったりとした介護を

望んでいるから、と主張する。




しかし、

実はそんなニーズなんてない。




あえてお年寄りのニーズを推測して書き上げると、

笑顔で接して欲しい

優しくして欲しい

敬意を持って関わって欲しい

丁寧に仕事をして欲しい

しっかりと自分の話に耳を傾けて欲しい

落ち着いた雰囲気の中で生活したい


というものであろう。




頑張ってあと100コくらい書いたとしても、

介護士にゆったりして欲しいというニーズは

出てこない。





上記のことはゆったりしなくても出来る。

てゆーか、逆に、

介護士がゆったりしてしまうと上記のことは出来なくなる。




ゆったり系介護士の多くは、

愛想のない介護士たちが、

お年寄りを放置して走り回っているような施設を

「悪の枢軸」としており、

それに対して、自分たちの目指すゆったり介護を

「正義」と捉えている。




しかし、その論は飛びすぎている。

この問題の焦点は、

スタッフがゆったりしているかどうかではなく、

個々のスタッフのお年寄りへの接し方や

仕事のあり方の問題であるはずだ。




なので、

単にその部分のスキルアップや業務の効率化を

進めていけばいいだけのことなのである。




もうお分かりだろう。




ゆったり系介護士の主張するゆったり介護は、

お年寄りのニーズではなく、

自分たちのニーズなのである。


つまり、

ゆったりのんびりと仕事がしたい

ということなのだ。

これは明らかにお年寄りや国民のニーズに逆らっている。




おそらくこのことは、

多くのゆったり系介護士自身は自覚していないだろう。

しかし、潜在的なニーズとして持っている可能性大なので、

まずは、このことを自覚することが、

勘違いから脱出するための第一歩である。




筋の通ったゆったり系論者はこう言うだろう。

「ゆったりするとは、あくまで利用者に不快感を与えず

且つ落ち着いてもらうための、いわば接客技術である。


介護士は、一見ゆったりしていても、常に視野を広く保ち、

現場で次々起こる出来事に機敏に対応すべきである。

また、次にすべきことやお年寄りの行動も予測しないとね。


表面上の余裕を保ちつつ、このような仕事をこなすには、

かなりのトレーニングが必要だろうが、

それこそが介護士の介護士たる所以である。


そして、記録やカンファレンスの場ではゆったりどころか、

4倍界王拳くらいの勢いで仕事をこなして欲しい。」






☆本日のポイント

・スタッフは余裕のある雰囲気と笑顔でもって仕事をすべし。

・但し、頭の中は高速回転させるべし。

頭の中までゆったりさせると仕事の効率が落ちる。

・すなわちケアの質が落ちる。

ゆったり系介護士のケアはゆったりと廃用症候群を生み出す。

・それを避けるためにはスタッフの人数を増やすしかない。

・だが、ゆったり系介護士といえど、自らの給与が減るのは反対。

・しかも、介護士の数が増えると益々仕事の効率と質が落ちる。




☆本日の結論

「勘違いしているゆったり系介護士が増えると、経営が圧迫され、廃用症候群が続発する。」

耳の痛い言葉

拝啓 介護スタッフ

「スタッフが少ない少ないって言うけれど、

では、スタッフが多かったときに

どれだけのサービスが出来ていたの?」




拝啓 施設経営者

「介護報酬が少ない少ないって言うけれど、

では、介護報酬が多かったときに

どれだけの運営が出来ていたの?」




拝啓 忙しい人

「時間がない時間がないと言うけれど、

では、時間がたっぷりあるときに

どれだけ有効活用できていたの?」




拝啓 彼氏募集中

「出会いが少ない少ないって言うけれど、

では、出会いが多かった時代に

どれだけ素晴らしい男と付き合えていたの?」




というわけで、

本日は「介護報酬論」です。



↓この方は診療報酬について語っています。
ブログ歴4日だけど
発想、センスが面白い!
近々大ブレイクの予感!

在宅介護人気ランキング76位?
『介護と経営』「介護保険と医療保険」
をご覧ください。コチラからどうぞ。

↓   ↓   ↓
にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村




介護業界の方々は、

介護報酬が少ないことを諸悪の根源のように

言っていますが、本当にそうなのでしょうか?




例えば、

給与が安いことを嘆いている介護士も

その原因を介護報酬の少なさにしているかも知れませんが、

それは違います。




介護報酬が少なくても

もらっている人はしっかりもらっています。




企業でもそうです。

不景気のときこそ、

新商品やヒット商品の開発が必要なので、

そのようなこと仕事が出来る人材は

さらに価値が高まります。




リストラになるのは、

その他大勢なのです。




介護士が、自分の実力や評価の低さを

介護報酬が少ないという問題にすり替えてしまう癖を持つと、

自らをレベルアップさせて、自らの価値を上げるという発想

生まれにくくなります。




施設経営者も同じですね。




自分の施設のレベルが低いことを

介護報酬のせいにしていると、

レベルアップのための工夫が生まれません。




むしろ、

良いアイデアとは、

悪条件の中でこそ生まれます。





☆ここからの内容は大事ですよ!テストに出ますよ!




そもそも、やるべきことをやっていたら、

介護報酬が次第に減っても

サービスの質は落ちないはずです。




例えば、老人ホームにおいて、

現在と10年前とが、

同じレベルのサービスをしていることを前提とするなら、

現在は10年前の80%くらいのコストでやっていないと、

「10年間何をしていたんだ!」

ということになります。




この意味分かりますか?




10年間真面目にやっていれば、

当然、人材が成長し、業務の効率化・システム化も進むので、

どんどんコストダウンしていくのが当然です。




仮にサービスのレベルが上がっても

コストダウン出来るはずです。




なのに、この介護業界の経営者は、

「職員が昇給するので年々コストが増える」

と平気で言っている人が多いです。




今の時代、

お役人でもこんな呑気なことは言えません。




昇給するということは、

その分スキルアップしているということなので、

その分効率的に仕事が出来るようになっている、

ということですよね。




きちんとレバレッジを効かせた運営をすれば、

介護報酬が毎年減っても、経営は困らないはずです。




☆本日の結論
「また厚労省の回し者扱いされそう。」

 | BLOG TOP |