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Author:元気の子
多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

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レバレッジリーディング

レバレッジ勉強法」などの

レバレッジシリーズの著者の本田直之氏をご存知ですか?

この方が好んで用いるレバレッジという言い回しは、

私の中でしばらく流行語でした。



レバレッジとは「てこ」の意味で、

小さな力で大きな成果を上げることを意味しています。



皆さんご存じのように、元々は投資業界の用語で、

少ない投資で大きなリターンを狙う時に用いる手法です。

そのあたりの詳しい説明は面倒なので省略します。

興味のある方はコチラでどうぞ→レバレッジ投資の説明



本田氏の言うところのレバレッジとは、

投資で使われる意味合いとは少し異なり、

例えば、

少しの読書で確実な知識や成果を得る、とか

少しの勉強で東大に入る、というイメージです。



それを真似て、私は、例えば、

「家から近くて、安くて、旨くて、雰囲気が良くて、

遅くまで営業していて、商談の成功率が高い居酒屋」


のことを指して、

「あの店はレバレッジが効いている」

などと言っていました。



飲みに行く時に、

「良い店を教えてくれて、盛り上げてくれて、車で送ってくれる人」

は、かなりレバレッジが効いている人だと言えます(笑)。



あるいは、

「どうせ岡山市街に飲みに行くなら、

○○の仕事もからめて、●●も買って、△△にも会って、

というように、レバレッジを効かそうよ」


という具合に使っていました。



とうわけで、

本日のお題は「レバレッジケア」です。




介護の仕事ほど、レバレッジを効かせる必要があります。

介護士はより少ない労力で、

お年寄りをより元気にさせるべきです。





レバレッジが効けば効くほど、

少人数のスタッフで、

より良いケアを提供出来ます。





しかし、しのぎケアばかりやっている施設では、

大勢のスタッフが必死に働いているわりに、

お年寄りの元気はどんどん無くなってしまっています。




より過酷な労働で、お年寄りはどんどん弱っていく。

というように逆レバレッジが効いてしまっています。

笑いごとではないですよ、ほんとに。




多くのそのような介護現場に対して、

介護保険のお金は注がれ続けているわけですから、

厚労省はなんて無茶な投資をしているんだ!

ということになりますね。




まあ、国家予算の使い道ほど、

逆レバレッジが効いているものはないわけですが…。




話を戻します。




私は、これからの介護士は、

「そのケアはレバレッジが効いているかい?」

と問いかけながら、仕事をして欲しいと思っています。

そういう視点が欲しいということです。




では、レバレッジが効いている介護とは何か?

(次回に続く)




☆本日の結論
「一番レバレッジが効いているのは散歩ケア。←って、いきなりネタばれ?」

あのさぁ、福祉用具ってさぁ、

介護者が楽をするための物ばっかじゃねぇ?

でも、それってその場しのぎだよなぁ。

そんときは楽かもしんねぇけど、

そんな道具使い続けると、老人はどんどん弱るから、

結局、介護者もさらに大変になるってことが、

なんで分かんねぇのかなぁ?

結局、俺が言いたいのはいつもそこなのね、そこ。



福祉用具も、老人が元気になることを目的とした物

作ってほしいよな。

でも売れねぇだろうなぁ、きっと。

だって、そもそも老人に元気になって欲しい

って思っている人がどれくらいいるのか怪しいよ。


まずその発想がない。

元気になる福祉道具を作っても、

市場にニーズがなけりゃ意味ねぇな。



でもさぁ、これだけは作ってよ。

老人が自分で操作できる特殊浴槽。

そもそも特浴って、そのためにあるもんだろ。

この特浴があれば、介護士に裸を見られなくて済む。

そういうニーズってあると思うよ。



介護士が楽をするための特浴なんていらねぇから。

そもそも、20年前の業界ならともかく、

今の時代、プロの介護士には特浴は必要ねぇから。

なんのための介護福祉士なんだ!?ってことになるぜ。

今となっちゃぁ、あんなもん素人の道具だから。

でも素人が使う場所(在宅)にはないんだよなぁ。

てことは、そもそも市場にニーズがないんだよ。



実は医療器具メーカーも、それは分かってるんだよね。

商売だから、適当に脅して売り込んでいるだけなんだよね。

「これがないと介護が大変ですよ」って。

そんな口車に乗って買う奴が多いんだよね。

施設の経営者そのものが素人だから、しょーがねぇか。



まあ、とにかく介護士の操作がなけりゃぁ、

成立しない特浴は間抜けだよな。

いまどきは、洗車機だってセルフだっつーの。



と、夢の中で誰かが言っていました(笑)。



というわけで、

本日も「レバレッジ介護」です。




レバレッジケアとして一番に思いつくのは、

施設の入居者に仕事をしてもらうということです。

これは凄いですよ。

FXでいえば、200倍くらいレバレッジが効いています。




仕事をすることによって、

退屈な時間が減り、(廃用症候群の予防)

生活リズムが整い、(心身機能の向上)

活動量が増え、(身体機能の向上、便秘の改善)

頭を使うことが出来て、(認知症予防)

仕事仲間が出来て、(孤独感の解消)

コミュニケーションも活性化し、(認知症予防、孤独感の解消)

周囲の人から認められ、(自尊心、自己効力感の向上)

さらには、感謝されます。(いきがいの創出)




極めつけは、

入居者が生産性のある仕事をしてくれることにより、

スタッフの労働が楽になります。

場合によっては、経営が助かります。




どうですか?

施設においてこれだけレバレッジの効いた活動が、

他にありますか?

まさに一石十鳥、

レバレッジ10倍のケアですね。




逆に言えば、

入居者に役割や仕事を担ってもらう

という取り組みを実施するときは、

これらの要素が多く入っていなければ

効果が薄いということですね。




レバレッジの効いた仕事ケアを計画してみてください。




☆本日の結論
「あなたの“仕事”はレバレッジが効いていますか?」

昨夜、またもや美観地区に行ってきました。

相変わらず美しい景色でした。

そして、相変わらず誰もいませんでした

金曜の夜ですが…。



数少ない通行人は…皆さん外人でした。

白壁の街に外人…なぜか似合います。

東洋と西洋のフュージョンこそ、

倉敷美観地区の真骨頂なのでしょう。



さて、私たちはというと、

大原美術館の前の石橋の手すりに座って、

テイクアウトの地ビールを飲んでいました。

※その橋の映像です→美観地区の映像
(このカメラマンが1:20に渡っている場所です)



その外人たちの青い眼には、

さぞかし贅沢な行為をしている現地人に映ったことでしょう。



彼らの感覚では、ある意味、

パルテノン神殿で、かくれんぼして遊んでいる

現地の子供のようなものですかね?



そんな情緒あふれる倉敷から、

今日もマニア学科を発信します。

「レバレッジケア」です。




昨日の仕事ケアまでいかなくても、

老人ホームにおいては、

なんでもかんでも入居者の役割にしてしまおう!

という発想を持っていれば、

どんどんレバレッジを効かすことが出来ます。




例えば、

新規の入居者やショートステイの利用者が来られる時に、

積極的に話し相手になってもらえそうな入居者を指名します。




そして、

「私たちスタッフよりも、あなたが声をかけることにより、

新しい方もきっと安心されると思いますので、

よろしくお願いします。」


と役割にしてしまいます。




新規の方も安心し、頼まれた入居者も感謝され、

レバレッジ2倍です。


また、スタッフが個別に接客する必要もなくなるので、

レバレッジ3倍です。


さらに、次回の利用時はその入居者に会うことを楽しみに

してくださるという営業効果もあるので、

レバレッジ4倍です。




さて、

このミッションに対して、

さらにレバレッジをかけていくためには、

どのようなことを付加していけばいいでしょうか?

考えてみて下さい。




こんなことを考えながら仕事をすると、

介護はもっともっと楽しくなります。




☆本日の結論
「美観地区はもっとレバレッジを効かるべきだ。」

介護の達人

老人ホームにおいては、

スタッフが忙しそうに走り回っている施設ほど、

入居者は退屈そうにじっと座っています。




この手の現場では、

スタッフは疲弊し、腰痛になり、

入居者は廃用症候群を引き起こします。




要するに仕事が大変な割には、

入居者はどんどん弱る
という形です。

この仕事は全くレバレッジが効いていませんね。




一方

介護士がレバレッジを効かせている介護現場では、

スタッフは極力動かず、

入居者が目一杯活動しています。





その結果、

スタッフの肉体的な負担は減り、

入居者はどんどん元気になります。





まさに、小さな力で大きな成果という

「てこ」の原理ですね。




そういう現場を作るためのヒントは、

少人数スタッフ論

考える介護論

生産性向上論

解決ケア論

に書いてある、かな??




とにかく、

「介護の仕事は肉体労働だ」

「介護スタッフはしっかり動かないといけない」


という思い込みを外すこと。




そして、その代りに

「入居者が活動的な現場ほど良い現場である」

というイメージを叩きこむこと。




それだけで、随分と変わってくると思います。




限られたスタッフ数で、

最果てなく入居者を元気にしていくため
には、

とことん仕事にレバレッジをかけなくてはいけませんね。




そんな、達人のような仕事を目指してみてください。




☆本日の結論
「レバレッジという言い回し、結構便利でしょう?」

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