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Author:元気の子
多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

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「資格や経験がなくても、

福祉系の学校卒じゃなくても大丈夫ですか?」


これは、就職説明会でよくある質問№1です。

私は「大丈夫どころか大歓迎」と伝えます。

むしろ、「すみません…老人ってどんな人のことですか?」

って聞いてくるくらい介護素人の方が良いです(笑)。



なぜなら、介護の勉強をして現場経験がある人は、

老人は衰えるものだ。

認知症は進むものだ。


と思い込んでいるからです。



「介護のテキストには老人の悪口ばかり書いてある。」

というのは、三好春樹の一番の名言です。



そのような思い込み(悪いイメージ)がなければ、

足腰が弱ったり、認知症が進行したり

という事態に直面したときには

とりあえず、「なぜ?」と考えるでしょう。

それが大事なのです。



悪いイメージを思い込んでいる人には、

その「なぜ」が出てきません。

なので、

「まあ、年だから仕方ないかぁ」

「ああ、認知症が進んだかぁ」


で片付けられます。



やっぱり、どう考えても素人の方が良いですね。

素人の方大歓迎ですよ!



というわけで、今日からは、

前回の記事で、とある素人君が「デイをやりたい!」

と言い始めたことを記念して、「デイサービス論」です。




まずは、

どのようなデイサービスが良いのか?

ということを考えてみます。




リハビリ?

食事が美味しい?

風呂が温泉?

このような日経ヘルスケア21的な思考パターンに陥ると、

必ず失敗します

これらのサービスは、あくまで結果であり、

思考のスタート地点ではないのです。




仮に、安易にそれらのサービスを導入して成功したとしても、

その成功は一時的なものであり、

利用者負担率が上がれば、即効で淘汰されます。

※その理由はコチラ→介護保険論




デイサービスは介護施設である以上、

介護の本質を突いたサービスを「売り」にすべきです。




今回は、そういう視点でデイサービスを考えてみます。




なんと言ってもデイサービスの最大の武器は、

必ず家から出ることですね。

仮に毎日デイを利用したならば、毎日外出することになります。




しかも、歩いて行った日にゃあ、

その時点で、散歩ケアを全てクリアです!

足腰の強化、ポジティブパワー、認知症予防等々→散歩論




しかも、ただ単に外出するだけではなく、

多くの人がいる「社会の場」に出ていきます。

閉じこもり気味の方にとって、

その刺激による脳への効果は測り知れません。




このことがどれくらい贅沢なことなのか、ということは

入所施設で仕事をしている人なら分かると思います。




入所施設に入ったら最後、

施設という豪邸の中に閉じこもってしまいます。

もちろん施設内にも「社会の場」はありますが、

家庭的な施設ほど、その社会に緊張感はないです。




毎日デイサービスを利用していた人が、

施設に入所した途端に認知症が進む

のは当然ですね。




なので、まずは

家から出かける

という、

デイサービスとして恐ろしいくらい当たり前のことに

どれだけの価値を意図的に付随させることが出来るのか?

ということを、考えてみてはいかがでしょうか?




サービスを考えるとき、

見たことも聞いたこともないようなスペシャルなこと

を生み出そうとするのもいいでしょうが、

むしろ、当たり前に存在していることに対して、

あらためて大きな付加価値を見出そうとするスタンス
の方が

より確実で、より効果的なサービスを生み出すのではないか、

と思います。




当方のデイサービスに来るときは、

なんと毎回家から出るんですよ!


なんてことを「売り」にしている事業所はないでしょからね(笑)。

だからこそ、そこに金鉱があるような気がします。




明日からは、さらに金鉱を掘り下げてみようと思います。




☆本日の結論
「当たり前のことを意識化する。これが介護の基本的考え。」

本日はデイサービス論 送迎編です。




私なら、とにかく利用者に「外」を必然的に満喫してもらいたいので、

敢えてセンター(施設)から遠い所(100m以上)を駐車場にします。

そして、駐車場からセンターまでの間に店か神社があるようにします。

なければ作ります(笑)。店もどきでもいいので。




もし幸運にも近くにコンビニがあれば、

センターで飲む物を一つ買っていく習慣がいいですねぇ。

しかも、毎回違う飲み物を選んでもらいます。

そこで頭を使いますし、

センターに着いてからの会話のネタにもなります。

次々と新商品が出るから面白いですよ。




えっ?その費用負担はどうするんだって?

私は、そういう細かい問題は全てスルーします(笑)。

(現実的な細かい部分に捉われるとアイデアは出てこないので)




お金を使いたくないのなら、やはり神社が最高です。

そして、願いごとや感謝の言葉は

大きな声でアウトプットしてもらいます。

そうすれば、朝から元気が出ますよ。




なにせお年寄りは願い系・祈り系のネタは豊富なので、

宗教上の理由がない限り、必ず習慣化します。

また、毎日拝むことによってセルフ・エフィカシーが高まり、

意欲の向上が期待できます。




道中にこのようなスポットがあり、このように活用すれば、

駐車場が遠いことを不満に思う人はほとんどいないでしょう。




むしろ運転手が間違って、センターの前まで車で行こうものなら、

「ちょっと!まだ拝んでないわよ!神社まで戻って!」

ということになるはずです。




てゆーか、

せっかくデイサービスを利用してもらうのに、

家でもセンターでもベタ着けの送迎なんかしてたら、

どんどん衰えてしまいますよ。




佐川急便じゃないんだから、

運べばいいってもんじゃないでしょ!




えっ?送迎中にイチイチそんな手間はかけれないって?

効率が悪いって?

いいえ、そんなことはありません。




その理由と他のアイデアは次回で。




☆本日の結論
「ちなみに当方のデイでは、超ベタ着けしていますけど、何か?」


東京の方ではデイサービスの商圏は3㎞以内ですよ。」

と、↓の方が教えてくれました。

辻川氏byはっぴーライフ



ちなみに白壁の町倉敷では5㎞以上もじぇんじぇん珍しくないです。



人口密度の違い、交通事情の違い、ライバル事業所の数の違い等

が要因なのでしょう。



つまり、都会のデイは利用者の家が近く、

車が渋滞するということですね。



だったら、そのことを逆手に取って、

送迎は車を使わずに

介護スタッフが歩いて迎えに行くことを

「売り」にすれば良いと思います。



おそらく1㎞以内にほとんどの利用者がいるはずですから、

「1㎞までなら歩いて迎えに行きます!」

というキャッチコピーはいかがでしょうか?



私は、そのサービスを実施すれば、

それだけで、料金10割負担でもニーズがあるような気がします。

歩いて通う姿こそ、デイサービスの王道だと思います。



送迎=車という思い込みを外してみると、

このように新たなニーズを発掘出来るかも知れませんよ。



また、自力で歩いて来れるような方なら、

利用以外の日も毎朝歩いて来てもらうための

必然(ポイントカード・役割等)を作り出せば、

レバレッジが効きますね。



てな具合に、

本日も、デイサービス論です。





多くのデイサービスでは介護報酬の絡みもあり、

6時間以上のサービスをしています。

これは保育園型デイです。




しかし、

本来は午前中のみのサービス

つまり幼稚園型デイで十分なのです。

多くの方にとって、午後からの時間は蛇足です。




朝早く起きて外を歩いてセンターに行き、

皆と顔を合わせて会話をし、

体操やリハビリに励んだり、

仲間と一緒に創作活動や食事作りをした後、

皆と一緒に昼食を食べて、

まだここに居たいなぁというくらいの気持ちの時に帰る。




なんなら、

そのままデイサービス友達の家に遊びに行ってもいいし、

どこかでお茶をしてもいいですね。




一人で家に帰ったとしても、

既にスイッチONの状態なので、

普段よりは活動的に過ごせると思います。




一方、

入浴を希望する方はセンターに残り、

入浴が終わり次第家に帰る。




もちろん上記のことは、

要支援~要介護2くらいの方をイメージしてのことですが、

多くのデイでは、このランクの方が半分以上だと思います。

なので、現実的な発想だと思います。




実際、このようなランクの方は、

午後になるとなんとなく帰りたそうにしています。

何なら、直接ニーズを聞いてみて下さい。

実は昼食後に帰りたいという人が驚くほど多いことに

気がつくはずです。




とにかく、

こういう形のサービスがシンプルで良いですね。

シンプルであるということは無駄がないこといことです。




では、無駄とは何か?




それは、

時間つぶしのためのサービス

です。




その時間つぶしサービスこそ、

デイサービスが世間から批判されるときに登場する、

「お遊戯のようなこと」

「カルチャー教室のようなこと」


なのです。




利用者にとって本来必要のないサービスだけど、

帰るまで時間があるから企画してみました。


というものです。

(ちなみに、そんなものを企画・実行すること自体が

スタッフの労力の無駄であり、人件費の無駄にもなっています。)




これらのサービスに興味関心がない人は、

ボケ~ッと座りっぱなしで時間を過ごすことになり、

廃用症候群が進行します。




あるいは下手に施設内にいるがために

スタッフから必要以上のお世話を受けることにより、

どんどん自立から遠ざかってしまします。




こういうパターンに陥ると、

デイサービスに行けば行くほど

利用者の状態が悪化する


ということになります。




明日に続く。




☆本日の結論
「あっ、昨日の記事の最後の問いかけに対する答えを書き忘れた!…まっいっか。」

昨日の記事で書いた、

「朝早く起きて外を歩いてセンターに行き、

皆と顔を合わせて会話をし、

体操やリハビリに励んだり、

仲間と一緒に創作活動や食事作りをした後、

皆と一緒に昼食を食べて」


という流れは、

実は、最強のシルバー番組

百歳バンザイ!

に登場する方々の生活パターンと同じなのです。



百歳バンザイ!」を緻密に分析した結果、

彼らに共通する生活スタイルが判明しました!

それは、

超早起き散歩近所の人に元気一杯のあいさつ

神社にお参り家の周りの掃除大好物の朝食

仕事or趣味活動orボランティアのために出かける、

もしくは家事に勤しむ多くの人と会話&評価される。


というものです。



なので、デイサービスにおいても、

これと同じパターンを作り出せば良いのです。

百歳バンザイ!デイサービスセンター

と、命名してもいいかと思います。

意外とナイスな名前でしょう?



いつも言っていますが、

あの番組には介護のヒントが超たくさんあります。

間違いなく、全て成功事例ですからね(笑)。

学ばない手はないです。



というわけで、本日もデイサービス論です。




昨日は都会のデイについて書いたので、

今日は田舎のデイについて書こうと思います。




実はこれ、昨日のコメント欄で、

newタイプ福祉セミナー講師さんにリクエストしたネタです。




人に振ると見せかけて、実は自分が書く

というトリックプレーですね(笑)。




なんといっても、

田舎のメリットは土地が広い、

敷地も広いということですね。

(ついでに言うなら地価が安い)




なので、前々回の記事で書いたように、

遠くの駐車場というシチュエーションが可能です。

駐車場とセンターの間に何もなければ、

神社もどき、店もどきを作ることも可能です。




また、

介護保険導入時にお役所から批判された

バスストップ方式の送迎スタイルも、

送迎加算が廃止になった今となっては

堂々と復活させればいいと思います。

(※デイサービスにおいて送迎加算を請求するためには、

特別な理由がない限り、家⇔センターはベタ着け送迎をしろ!

とのルールがあったのです。)




歩ける人に対しては、

敢えて家の前まで送迎に行かず、

エリアごとに停留所を決めて、

そこに迎えに行くようにします。




バスに乗るまでに散歩ケアを完了させるわけです。

また、乗り合う仲間との交流も促進されます。




私は介護保険前のあの光景(利用者停留所で待っている姿)が

結構好きですね。




ご丁寧に(強制的に?)

家の前まで迎えに来た車にポンッと乗り込む姿よりも、

主体性(もしくは自立性)を感じるのは私だけでしょうか?




「寝坊したから、後で(本物の)バスに乗って行きます。」

みたいな。




停留所の位置を地域の神社の前にすれば、

レバレッジが効きますね。




さらに、利用日以外の日でも、、

停留所までは歩いてきてもらうような仕組みを作れば、

もう一丁レバレッジが効きますよ。




もちろん、道中においても、

ただ、車に乗っているだけではなく、

どんどんレバレッジを効かせましょう。




この間、テレビでやっていましたよ。

車の運転は脳を使うからボケ防止に良いって。

人も車も少ない田舎の道だったら、

少々利用者に無免許運転をさせても問題ないでしょう(笑)。

自動車教習デイサービスセンターってのはいかがでしょうか?




すみません。

スコトーマを外し過ぎました

せめてトラクターを運転ということにしておきます(笑)。




☆本日の結論
百歳バンザイ!の登場人物はほとんど田舎住まい。」

デイサービスの営業面での戦略カテゴリーは

5つあります。




1.ケアマネ戦略

2.地域戦略

3.口コミ戦略

4.家族戦略

5.身内戦略(やや大きな組織に限る)




それぞれについて,

さらに小カテゴリーがあり,

その中に具体的な行動計画があります。




ブログで可能な範囲の説明をすると,




多くの事業所は,

1は大切にしているが,

それ以外は盲点になりがちなこと。




2と3は即効性はないが,

事業所にとって効率の良い利用者を

獲得することができること。




4は既存利用者の維持のため。




5は営業勢力の拡大のため。




機密情報のため,

これくらいで打ち止めです。




興味のある方には,

個別にお話しします。




☆本日の結論
「この5つで営業力をアセスメントできます。」

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