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多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

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さらば腰痛

さて皆さん(浜村淳風に)

久々にまともな長文です。




関東の人は浜村淳と言われても

さっぱり分らないかもしれませんが、




関西の人は毎朝8時にラジオから流れる

「ありがとう浜村淳です!

ありがとう♪ありがとう♪#%&$¥♪~」


を聞かなければ一日が始まりません。




ですよね?




まあ、そんなことはどうでもいいとして、

今日のテーマは腰痛です。




腰痛の原因は様々で、

仕事上の問題で発生するものもあれば、

生活習慣が問題の場合もあります。




後者に関しては、

睡眠不足、運動不足、暴飲暴食、

姿勢が悪い、〇〇〇のやりすぎ…、


などですが、




これらのことを、

いちいちここで解説するのは面倒なので、

ここでは介護の仕事に関する腰痛についてのみ

考えていきます。

(でも上記のことはスゲー大事ですよ。)




介護施設における腰痛予防のポイントは3つ。




①正しい介助方法を身につけること。

②腰痛の原因となる業務や介助を問題解決すること。

③確実に腰痛体操をすること。





まず、①は絶対条件ですね。




正しい介助方法は、

介護士の腰を守るだけでなく、

利用者の機能を向上させるものです。





具体的にはどうするかって?




これはブログ上では非常に伝えにくいので、

要請して下されば直接レクチャります!




②については、

現場からの積極的な情報収集と、

カンファレンスにおける問題解決という

ルーティンワークが必要です。





その中でも利用者への直接的なケアではない業務、

例えば、倉庫から重いものを出し入れするとか、

入浴のセッティングだとかに関しては、

即解決しましょう。

そんなことで腰痛になるほどバカらしいことはないですね。




難しいのは利用者への直接的なケアが問題のときです。




短期的に腰痛防止策を講じると、

どうしても廃用症候群を招く方向での

解決方法になりがちです。





例えば、

ベッドへのトランスファーを、

二人介助で平行移動にしよう!

とか、




あるいは、

トランスファーボードを使用しよう!

とか、




さらには、

無理なトイレ誘導をやめてオムツ交換にしよう!

とか。




解決策がこの方向だけになると、

病院と同じレベルになってしまいます。




病院はまだいいかもしれません。

限られた入院期間だけの話ですから。




介護施設でそれをすると、

長期的には利用者の状態が悪化し、

余計に腰痛の原因を作ってしまうことになります。





いわゆる「しのぎケア」になってしまいます。




かといって、

利用者の状態を向上させる取り組み、

いわゆる「解決ケア」にしても、

その結果が出るまでは時間がかかるので、

その間にどんどん腰痛が悪化してしまいます。




なので、

利用者の心身の状況を良くアセスメントした上で、

しのぎケアと解決ケアをバランスよく考えて、

対処していくことが必要です。




ベストは、

即効性がある解決策であり、

且つ、利用者の心身の状態が向上する、

あるいは低下しない方法です。





例えば、

仮に二人介助で対応するにしても、

平行移動的な方法ではなく、

確実に下肢筋力を刺激する方法で移動する

といった具合です。




その際、

再び一人介助で出来るレベルまで機能回復してもらう

という目標を持つことが大事です。




その姿勢がなければ、

利用者は寝たきりまっしぐら!

介護士は肉体労働まみれ!


になってしまいます。




ただし、

どう考えても状態の回復が難しいケースに関しては、

介護士の腰痛防止という視点に重きを置いて

考えていかざるを得ません。




ケースバイケースなのです。




だから、

正しい知識と考え方と、

その都度のカンファレンスが必要になります。





最後が③です。




この一番簡単な方法が、

実は一番実践されていません。




皆、腰痛になってから、

慌てて腰痛体操を始めますが、

時既に遅し。




虫歯になってから

慌てて歯磨きしても

時既に遅し、のごとく。




腰が痛くなったら安静のみです。

もはや体操は逆効果です。




腰痛体操は、

痛くも痒くもない時期から、

コツコツと行ってこそ

効果的なのです。




でも、それがなかなか出来ない。




びっくりするほど出来ない。




入社時に正しい方法を教えて、

「今日から毎日実践するのだぞ。」

「はい!」


となっても、

実践するのはその日の夜だけなのです。




いくら職場で①と②が機能していても、

介護の仕事をしている以上、

腰痛のリスクがゼロになるわけではないので、

腰痛体操を疎かにしてしまったら、

やはり腰痛になってしまいます。




普段スキンケアを一切しなければ、

当然肌が荒れるのと同じです。




というわけで、




次回は、

そのなかなか定着しない地味ぃ~な腰痛体操を

皆に確実に行ってもらうための工夫を紹介します。




こうご期待!




☆本日の結論
「腰痛に気をつけているのは、ぎっくり腰になった人だけ。」

前回の続きです。




介護スタッフに腰痛体操をしてもらうための工夫です。




それは…シールパワーです。




つまり、

スタッフはもちろん利用者も目に付く所に、

体操ポイント表を掲示して、

前日家で腰痛体操をきちんとしたスタッフは、

出勤時に青シールを貼るのです。





出来なかったら、赤シールです。




なかなかウソのシールは貼れないものです。




本格的にするなら、

項目も5つくらいに分けて、

・足・腰のストレッチ

・首・肩のストレッチ

・腹筋

・背筋

・スクワット


と部門別にシールを貼ってもらえば良いと思います。




そして、

ストレッチは毎日

筋トレは週2回以上


という目標を決めて、

見事、目標を達成したスタッフには…(以下自粛)





もちろん、

赤シールばっかりの横着なスタッフには…(以下自粛)





赤シールばっかりだと、

利用者にもからかわれるかもしれません。

「あんた腰が痛いって言いながら怠けてばっかりじゃがな。」





もちろん、この取り組みは、

シールを貼ることで意識を強くし、

体操をすることを楽しんでもらうことが目的ですが、




このシールシステム、

色々と応用できそうです。




☆本日の結論
「早く腰痛体操のDVDを作らねば!」

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