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Author:元気の子
多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

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特養等の施設におけるケアプラン会議に

家族や本人を交えるべきかどうか

という議論に

私なりに一つの視点を加えたいです。




それは,

ケアマネージャーに力があるかどうか

というものです。




そしてそれは,




家族を呼ぶ力ではなく,

(まあ,それも必要だが)




家族を前にして

「さすが!」と思わせるような

議論を展開できる力


です。




もし,




介護スタッフから

「ところでAさんの生活歴はどうだったでしょうか?」




とか,




看護スタッフから

「○○という既往歴で,今は○○という薬を飲んでいますよね?」




といったことを振られた時に,




おどおどしてしまうような

ケアマネだと,




その姿を見た家族は,

ケアマネに対して

「あなた,色々私にインタビューしといて,

何も把握してないの?

てか,介護や看護の質問におろおろしてて,

よくそんなんで,今まで私に対して説明や同意

なんて言ってきたわね。

あれって,結局,あなたの意見でもなんでもなかったのね。」

という思いを抱くかもしれません。




それを防ぐため、




つまり,

家族の前でケアマネの失態を見せまいとしようとすると,

他の専門職も手を緩めた議論をせざるを得ません。




すると,

議論は深まらず,

セレモニー的なカンファになりますね。




まあ,

そういうことを経験していく内に,

ケアマネがレベルアップしていけばいいのですが,

レベルアップが早いのか

信頼喪失が早いのかという

ギャンブルになってしまいます。




というわけで,




ケアマネージャーが

家族に対する窓口である以上は,




他部署との力関係で,

ある程度以上優位に立てるだけの

レベルにないと




家族を交えたケアプラン会議は

ハイリスクである

ということをお伝えしました。




☆本日の結論
「それでもやるというのであれば,上記のことをフォローする体制が必要です。」

今の私は,

在宅のケアマネジメントの現場を

リアリティーを持って知っているわけではないので,

今日書くことは想像に過ぎません。




さて,




今回の法改定等の流れのなかで,

医療系専門職の存在感がどんどん増していますよね。




具体的には看護師とリハ職のことです。




で,




今は,

居宅介護支援のケアマネージャーのほとんどは

介護福祉士ベースですよね。




以前は看護ベースの人もいましたが,

ほとんど見かけなくなりました。




リハベースは,そもそもレアです。




で,で,




介護福祉士ベースのケアマネ(介福ケアマネ)がプランニングをして

介護福祉士よりはるかに上位職種である看護師やリハ専門職

に仕事をオファーしている構造なのですが,




これって,無理ないか?

という話です。




もちろん,

介護福祉士がケアマネの資格を取ったくらいでは,

その序列に何の影響も与えることはできない

という前提ですが。




んで,




ケアマネは,

自分がプランしたサービスの

有効性を分析する必要があると思うのですが,




果たして介福ケアマネが

看護師やリハ専門職に対して

エビデンスや効果測定の話ができるのでしょうか?





仮に疑問に思ったとしても,

議論するだけの勇気があるのでしょうか?





ごく僅かには存在しているかもしれませんが,




圧倒的多数の介福ケアマネは,

それができないために,

丸投げ&言いなり状態だと推測します。




性善説に基づけば,

仮に丸投げであったとしても,

オファーされた専門職が

使命を全うするだろうと考えるのでしょうが,




以前の記事にも書いた通り,




現在の介護保険は

性悪説に基づいています。




なので,

ケアマネがしっかりとサービスを管理し

内容を吟味&チェックしないと,

事業所のやりたい放題となってしまう

と考えるべきなのです。




かつてのように,

ホームヘルプとデイの組み合わせ程度で

ケアプランが成立した時代ならともかく,




これだけ

医療系専門職が増え

サービスが多様化している中でにおいては,

もはや介福ケアマネではしんどいでしょう。




というのが私の考えです。




全国の介福ケアマネの皆さんが

それを補って余りあるだけの医療・介護の勉強を

しているのならともかく…。




☆本日の結論
「勉強しましょう」

通所介護や通所リハ等の

機能訓練加算においては,

今年度より3ヶ月に1度,

在宅を訪問して,

その状況や生活の様子を含めた

アセスメントが必要になった。




のは,

皆さん重々承知でしょう。




ここで疑問に思うのは,




毎月訪問して,

居宅の様子はもちろん,

生活の状況までしっかり把握している

はずの

ケアマネージャーが作っている

ケアプランの存在意義です。




この制度変更が示すものは,

ケアマネージャーのアセスメントなんか価値がない

ということなのでしょうか?




マジでそんな気がする。




なぜなら,




この制度変更によって,

ICFの概念を含めあたふたと研究・勉強しているのは

サービス事業所だけであり,




ケアマネージャーは

いたって呑気に構えて,

「今度から訪問しないといけないから大変ね」

などとサービス事業所の職員に

他人事のように言っている。




そんな姿が容易に目に浮かぶからです。




本来ならば

ケアマネージャーこそ

この状況に危機感を持ち,




あらためて,

利用者の居宅での活動の様子をアセスメントし,

さらには,

「社会参加」に関する目標を新たにケアプランに盛り込む。




といったアクションをして,

サービス事業所に対して

率先して方向性を示すべきではないでしょうか?




というのは求めすぎでしょうか?




求めすぎならごめんなさい。




☆本日の結論
「まずはICFの勉強から。」

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