プロフィール

元気の子

Author:元気の子
多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

(連絡先)
info@yotsubakai.or.jp




最新トラックバック



カテゴリ


自由と管理

かつてイギリスのなんちゃらとかいう精神科医が,

医師をはじめとした病院スタッフと患者との関係

をフラットなものにし,

非管理的な運営を試みたというのを記憶しています。




当時,イギリスでは

そういう試みをした人は多かったのですが,

そのなんちゃらという人はもっとも過激で,

ついには患者と一緒に住んでいたそうです。




まあ,

当時は精神病患者は完全に隔離されており

非人間的な扱いを受けていたので,

そのことへの反発という意味では分からなくもないですが。




で,




どうなったかというと,




スタッフが次々とバーンアウトし,

患者とスタッフのモラルも崩壊して,

終焉したそうです。




この例は,

大変多くのことを

示唆してくれています。




中でも私は,




何かを大きく変化させるときは,

そこから生まれるリスクに対応するために

別の何かを同じだけ変化させる必要がある

という教訓を得ています。




例えば,




ユニットで調理するからには,

より厳重な衛生管理体制が必要。




あるいは,




子どもを自由に遊ばせるからには,

見守る人間には

より高精度な危機察知能力が必要。




ということですね。




組織の運営も同様です。




☆本日の結論
「バランスが大事」

今,毎週金曜日

NHK教育の白熱教室にて,

リーダーシップ論が放送されています。

全6回中2回放送しています。




まあ,再放送なんですけどね。




その中でとても興味深いのが,




権威

リーダーシップ

分けて考えていることです。




リーダーシップという言葉から

皆,ついつい権威を想像してしまうのです。




そこをごっちゃに考えるから,

リーダーによる失敗が絶えない

というのが講師の主張です。




権威とは,

持って生まれた魅力や能力によって,

あるいは個人の野心によって,

構築されるものです。




一方,




リーダーシップとは,

問題を解決するために集団を機能させる力

のことです。




権威を持っている人は,

確かにリーダーシップを発揮しやすい環境にいるかもしれませんが,

だからといって失敗のリスクが減るわけではないのです。




むしろ,

権威を錯覚することにより,

失敗のリスクが高まっている可能性もあります。





というのが

2回目の放送終了時点での私の解釈です。




我ながらよく咀嚼できています。




で,




施設においても,

リーダーシップを発揮することを期待されたとき,

まず権威(肩書)を求める人が多いですよね。




そういう人は,

権威がなければリーダーシップを発揮できないと

考えているわけです。




なるほど,

私の経験上,

そういう人はことごとく失敗しています。




リーダーシップのスキルを持っていない人が

権威だけ先にもらうと,

その人及びチーム全体が見事に崩壊します。




私の周りで

リーダー職として成功している人は,

リーダーシップを発揮した結果,

後から権威を与えられた人です。




なお,




この講師は,

特に男性は,

権威に固執する傾向があるので

注意が必要と語っていました。




皆さんも気を付けましょう。





☆本日の結論
「明後日が3回目の放送」

戦っています

この記事に影響されたわけではないのですが,

明日,岡山のマイナビEXPOに参加します。




実は,

今週の水曜日にリクナビの合説に参加しておりまして,

久々の一般企業向け合説で少々面食らったわけです。




生ぬるい福祉の合説モードが抜けきらず,

時代の流れについていけてなかったです。




よって,

この2日間で,

ハード・ソフト共に大幅修正をして,

明日に備えています。




なお,

リクナビ参加時,

他のブースのプレゼンを視察しましたが,




熱いところほど

胡散臭かったです。




残業一切なし!

とか

年収○○万!

とか叫んでいるところほど

超胡散臭かったです。




しかし,

そういうところほど

プレゼンのスキルが高く,

学生も多かったのも事実です。




気をつけなはれや。




さて,

岡山には福祉向け合説がしっかりあるにも関わらず,

あえてリスクを抱えて一般企業向け説明会に出向くには

わけがあります。




大きく二つの理由があり,




その一つは,

元々福祉分野に関心が薄い人に

どうやって関心をもってもらうか

というスキルが,

今後の業界のリクルートには欠かせない

という視点です。




つまり,

福祉の合説にて,

業界内で限られたパイを奪い合う戦略は

もはや限界との見方です。




そもそも

福祉の合説自体の先行きが怪しいし。




二つ目の理由は…




☆本日の結論
「リクルート力を磨け!」

ふー

昨日の記事で予告した通り,

合同就職説明会に行ってきました。




旅行会社やマスコミ関連の華やかな業界,

大手で絶対に倒産しないだろうと思われる会社,

そして製造業のブースに

わんさか人が並んでいました。

人気のラーメン屋かと思いましたよ。




そこらは全て入れ替え制で,

次から次にプレゼンをしているのを尻目に




我らのブースは,

完全個別対応でした。




まあ,

結果的にはその方が

就職までつながら可能性が高いのですが,




凄まじい差を感じました。




製造業のブースなんて,

地味な作りの上,

ほぼやる気のないおっさんが座っているだけなのに,

満員ですからね。




アンビリーバボですよ。




業界のせいにはしたくないですが,

明らかに福祉業界に向かい風が吹いている感じでした。




今後,

介護報酬ダウンの際は,

マスコミに伝えず,

こそっと実施してもらいたいです。




そんな中,

先日のリクナビで30名

本日のマイナビで26名

との出会いがありました。




明らかに期待できる人材も何名かいたので,

まあ,よしとしましょう。




てか,良かったです。




ちなみに,

福祉系の学生は,

管理栄養士以外はほとんどおらず,

文学部系の学生との出会いが多かったです。




さて,




帰って,

TVでリーダー論でも観るかな。




☆本日の結論
「腹が減った」

命令と助言

上司が部下に対して,

問題解決の策を伝える時,




命令と助言(アドバイス)の2つの水準がある。




命令とは,

その通りにしなければ

明らかに利用者や施設にとって不利益と判断した場合に

下される強制的なメッセージである。




一方,

助言とは,

リスクの存在や改善案を伝えるものの,

その意見を参考にしてどう対処するのかということは

部下に一存される。




つまり,

あくまで部下が主体的に処理するのである。




よって,

上司の言葉に強制力はない。




で,




上司が部下に策を伝える時は,

今言っていることが

命令なのか助言なのかを

明らかにする必要がある。




でなければ,




全ての言葉が命令として受けとられるからだ。




なぜなら,

その方が部下にとって楽だからである。




命令されたということであれば,

責任の所在,すなわち主体は上司であるから

部下は無責任なスタンスで仕事ができる。




何かあった時も,

「だって上司が…」

と容易に言い逃れができる。




要するに,

困った時は上司のせいにできる。




さらに,

自分で何も考えなくても良い

というメリットもある。




上司の助言を吟味しつつ

自分の意見を生み出す

というのは,

かなりの認知機能を必要とするからだ。




したがって,

課題のハードルが高いほど,

部下は,

助言でなく命令として処理したがる。




アドバイスをしたつもりが,

命令として受けとられて,

いつの間にか上司の責任になっている。




上司と部下との間に,

能力や経験の差があればあるほど,

そうなってしまいがちである。




なお、

この現象は、

先生と生徒、

特に大学における教授とゼミ生の間でも

起こりやすいです。




気を付けましょう。




☆本日の結論
「スタッフ主体で考えることができなければ成長しない」

権威について

白熱教室のリーダーシップ論。




第3回目の内容は,

よく覚えていませんが,




「リーダーシップを発揮できない人が

権力を利用しようとする」

というメモ書きがありました。




また,




権威を持つと,

メンバーからの期待により

身動きが取れなくなるので,

権威を持っていない方が,

動きやすくなり,

リーダーシップを発揮しやすくなる。

という内容がかろうじて記憶に残っています。




前者については,

以前のブログにも書いたので

省略しますが,




後者については,

やっと理解できました。




権威=メンバーからの期待

という怖さですね。




はい。




☆本日の結論
「まだ上手く言語化できません」


枠組みと態度

最近,

「枠組み」について考えることが多いです。




枠組みとは,

ルールと言い換えてもよいでしょう。




利用者や部下に対して

受容的に接することは

とても良いことなのですが,




受容的であるがために

枠組みまで緩めてしまうリスクがあります。




枠組みが崩れると

いわゆるグダグダの状態になります。




上司と部下の間においても,

著しくモラルが低下した状態になります。




具体的には,

遅刻や安易な勤務表の変更等が

増えてしまいます。




あるいは,

現場において勝手なルールが作られ,

利用者へのケアが不十分になったりします。




そうならないためには,

枠組みを厳しくするのが良いのですが,

その時,

受容的な態度まで失ってしまうことが

多々あります。




枠組みも厳しく

態度も頑な,あるいは高圧的

という感じです。




つまり,




枠組みも態度も,

両方緩いか,両方固いか

になりがちなのです。




理想的なのは,




どちらかが緩ければ

どちらかが固い

という形です。




一般的には,




枠組みを固くして,

態度が受容的

というのが良いでしょう。




てか,




枠組みが固いからこそ,

受容的な態度でお互いが交流できる

ということなんです。




ちなみに,




この記事を読まなくても,




上記の状態を

矛盾していると考えるのでなく,

理想的だと考えることができる人は,




センスの良い人です。




☆本日の結論
「この記事に関しては,直接話をしないと理解しずらいと思います」

耐える力

耐える力

の重要性を再認識する日々です。




暑さ寒さに耐える力

空腹に耐える力

人間関係の困難に耐える力

孤独に耐える力




こういった耐える力がなければ,




安易な道,不適応な道(方法)へと進んでしまいます。




それはつまり,




人に迷惑をかけることによる解決方法

誰かのせいにする解決方法

自分のせいにする解決方法

等です。




望ましいのは,




今は耐え時と認識して,

問題解決に向けて地道な努力をする

ことですよね。




根本的な問題解決を図ろうとした時,

ほとんどの場合が

長期戦になります。




なので,

耐える力を持っている人は

最終的な勝者になりやすいのだと思います。




自分の思い通りにならないひとばかりの

この世の中,




あたらめて

耐える力に

スポットを当ててみたいと思います。




☆本日の結論
「ひたすら耐えるだけというのではなく,耐えながらも進むイメージです」

今の私は,

在宅のケアマネジメントの現場を

リアリティーを持って知っているわけではないので,

今日書くことは想像に過ぎません。




さて,




今回の法改定等の流れのなかで,

医療系専門職の存在感がどんどん増していますよね。




具体的には看護師とリハ職のことです。




で,




今は,

居宅介護支援のケアマネージャーのほとんどは

介護福祉士ベースですよね。




以前は看護ベースの人もいましたが,

ほとんど見かけなくなりました。




リハベースは,そもそもレアです。




で,で,




介護福祉士ベースのケアマネ(介福ケアマネ)がプランニングをして

介護福祉士よりはるかに上位職種である看護師やリハ専門職

に仕事をオファーしている構造なのですが,




これって,無理ないか?

という話です。




もちろん,

介護福祉士がケアマネの資格を取ったくらいでは,

その序列に何の影響も与えることはできない

という前提ですが。




んで,




ケアマネは,

自分がプランしたサービスの

有効性を分析する必要があると思うのですが,




果たして介福ケアマネが

看護師やリハ専門職に対して

エビデンスや効果測定の話ができるのでしょうか?





仮に疑問に思ったとしても,

議論するだけの勇気があるのでしょうか?





ごく僅かには存在しているかもしれませんが,




圧倒的多数の介福ケアマネは,

それができないために,

丸投げ&言いなり状態だと推測します。




性善説に基づけば,

仮に丸投げであったとしても,

オファーされた専門職が

使命を全うするだろうと考えるのでしょうが,




以前の記事にも書いた通り,




現在の介護保険は

性悪説に基づいています。




なので,

ケアマネがしっかりとサービスを管理し

内容を吟味&チェックしないと,

事業所のやりたい放題となってしまう

と考えるべきなのです。




かつてのように,

ホームヘルプとデイの組み合わせ程度で

ケアプランが成立した時代ならともかく,




これだけ

医療系専門職が増え

サービスが多様化している中でにおいては,

もはや介福ケアマネではしんどいでしょう。




というのが私の考えです。




全国の介福ケアマネの皆さんが

それを補って余りあるだけの医療・介護の勉強を

しているのならともかく…。




☆本日の結論
「勉強しましょう」

多くの人は,

自分よりも力の弱い人を

欲求不満のはけ口にします。




反撃する力がないため,

一方的に攻撃できるからです。




そして,

もし,自分よりも弱い人が,

自分に反撃してきたときは,

かなりブチ切れてしまうでしょう。




貴様ごときが俺様に反撃するとはけしからん

という感情でしょうか。




今,日本には,

約150万人以上の介護職員がいます。




そして,

彼らの多くは,

仕事においても,仕事以外においても

ストレス要因を多く抱えており,

無意識にそのはけ口を求めています。




そもそも,

彼らはその欲求不満をコンテインしてほしくて

この業界にやってきたというフシがあります。




しかし,

介護の仕事は甘くなく,

欲求不満はさらに募るわけです。




結果として,

欲求不満のはけ口として

そのターゲットとして選ばれやすいのは,

弱者である利用者や

後輩スタッフです。




こうやって,

虐待や職場のいじめが生まれます。




これらのことを意図的に防ごうとするなら,

直近の上司がストレスを緩和させるような関わりをし,

場合によっては,

自らがはけ口となってあげる必要があるのですが,




ご存知の通り,

そんなスキルを持った上司は

極レアなのです。




なので,




いつになっても

利用者に対するタメ口は続くし,

陰湿な人間関係も継続するわけです。




仮に,

そのタメ口を厳しく指摘された場合,

その欲求不満は,

さらに陰湿な形で利用者や後輩スタッフに向けられる

可能性があります。




そんなスタッフはさっさと辞めてもらって,

良い人材だけで組織を構成すべきだ

と思うでしょうが,




人材確保に苦労している事業所においては,

そんな贅沢も言ってられないので,

そのようなハイリスク人材を抱えた状態で

運営せざるをえないわけです。




心身共に健康的でバランスが良く

仕事もプライベートも充実しており,

仕事の能力も余裕のある人材ばかりで

チームを構成することなど不可能でしょうから。




というわけで,

今後の介護業界においては,

(1)利用者に普通に敬語で話をし,

(2)職場の人間関係も良好

といった施設は,かなり貴重なのです。




(2)が良くても(1)がサッパリ

という場合も多いです。

どこかでバランスをとっているのでしょう。




てか,

虐待やいじめがないだけ

マシと考えてもよいでしょう。




我々はそういう業界にいるのです。




☆本日の結論
「この業界のマネジメントの成果はこの2点につきる」

介護職員処遇改善加算の計算において

必要以上に認知機能を用いてしまいました。




処遇改善加算の資料は,

分かりやすく所々図にしてくれているのでしょうが,

その図があまり役に立っているようには思えず,




明後日の多職種勉強会での自分のレジュメは,

それを反面教師に,

分かりやすく図式化しようと思いながら

打ち込みをしたのですが,




結局,

図式どころか

長々と箇条書きという最低のまとめ方に

なってしまいました。




まあ,

これにはわけがあるんですけどね。




一つ目の言い訳は,

今回のお題は「ココナッツオイルの認知症に対する効果」であり,

メアリーさんという人が書いた本が元ネタなわけで,

時間的にも費用的にも参加者がこの本を既読している可能性は低いため,

ざっくりと要約したのでは雑な理解にしかならないので,

文言を丁寧に拾っていこうとした

というものです。




二つ目の言い訳は,

この本はココナッツオイル以外に関する記述の部分も

思いのほか勉強になり,

アメリカにおけるアカデミックな認知症研究の実態を

参加者に詳しく説明したくなったからです。




なので,




図式は当日にホワイトボードですることにして,

レジュメには必要な文言をびっしりと並べておく方針にしました。




なかなか面白い勉強会になりそうです。




☆本日の結論
「エビデンスをしっかりと学ぼう」

本日,

定期的に社内で行われている

認知機能・精神疾患等勉強会にて

パーソナリティについて学びました。




パーソナリティ障害の概念に基づいて,

進めていったのですが,




あたらめて

この部分のアセスメントの重要性を感じました。




例えば,

境界性傾向の強い利用者が,

スタッフのことを「先生」と呼ぼうとするのは

危険な兆候なので守勢する必要があることや,




統合失調性傾向

あるいは回避性傾向の強い方に対して

レクの誘いを積極的にしてしまうことの

危険性などです。




介護施設においては,

内科系疾患や認知機能,ADLのアセスメントはしますが,

パーソナリティのアセスメントは全くといっていいほど

していないのが現状だと思います。




認知症のある方の場合でも,

病前性格を把握することで

対応が全く異なります。




特にグループホームの場合,

介護の問題と言うよりは,

パーソナリティの問題により,

家族や地域との折り合いが悪くなって

入居している人が多いと思うので,

パーソナリティのアセスメントが必要不可欠でしょう。




これが出来ていないから,

環境との相互作用によって,

入居者もスタッフもストレスが増大していくわけです。




また,

在宅のケアマネージャにおいても

担当利用者に関する悩みのほとんどが,

本人や家族のパーソナリティの問題(あるいは精神疾患)

だと思います。




そして,

管理職の皆様にとっては,

部下のマネジメントにおいても

大いに役立つ知識なのです。




☆本日の結論
「自分のことも分かります」

福祉施設というのは,

その名の通り,

福祉のための施設であり,




福祉とは,

経済や家族環境等の要因により,

生活が困窮している人を救済する

というイメージでありました。




ところが,

介護保険という制度が立ち上げられ,

それは,福祉とは関係なく

介護全般に対して国がコミットする

というものでした。




よって,

福祉とはかけ離れた人も,

堂々と国の制度で

介護を受けることができるようになりました。




案の定,

そうなると,財政が厳しくなり,




「いや,やっぱ金を持っている人は自費で…」

とか,

「そういうサービスは制度でなく民間サービスで…」

とか,

「地域とつながりがある人は地域の力でなんとか…」

という論調になってきているわけです。




要するに,

福祉→介護

の流れが一周して

介護→福祉

になっているんですね。




よって,

今後の介護保険の主な対象者は,

生活困窮者になると思います。




そこでのサービスは,

食事のクオリティが云々とか,

アクティビティが云々とか,

接遇が云々とか

といったものではなく,




虐待だけは避けた上で,

最低限の生活を保障してください

というものに設定されてきます。




特養などは最もそれが相応しく,

ネーミングからして「介護老人福祉施設」と

しっかりと「福祉」が入っていますから。




中流以上の所得がある人や,

家族からの支援がある人は,

もはや特養の対象者ではなくなるわけです。




てか,

それが本来の姿なのです。




措置制度への巻き戻しですね。




その証拠に,

今のご時世において,

特養で豪華な食事を満喫したり,

多彩な生活プログラムをエンジョイしたり

というのは違和感があるでしょ?

世間の人からしても

「いや,そこまではしなくても…」

という感じでしょ?




「そういうのは有料老人ホームでやってくれ」

というのが本音ではないでしょうか?




これはかなりタブーなことなので,

誰もはっきりとは言いませんが,




今後の介護保険の流れは

そうなのだと思います。




だって,

国に金がないんじゃもん。





で,




そういう世の中で力を発揮するのが,

介護福祉士と社会福祉士です。




両方ともネーミングに福祉が入っていますから。




続く。




☆本日の結論
「あ,PSWもだ」

医療と福祉

昨日の記事の続きです。




介護福祉士にしろ

社会福祉士にしろ,

元々は

今のような介護保険制の中での活躍が期待された

資格ではないですね。




あくまで「福祉」の分野で頑張ってください

という立ち位置です。




なので,




今のような,

医療系専門職が我が者顔でいるような

介護保険制度下においては,




言い換えれば,

医療機関の下請け事業においては,

その存在感は発揮できないわけです。




ただ,




昨日の記事でも書きましたが,




介護保険の対象者が生活困窮者になるに従い,

この業界は,ますます儲からない業界になっていきます。




そうなった時は,

当然,医療系専門職の方々の興味も

薄れていくわけです。




で,




残された福祉の仕事は,

介福や社福が担うわけです。




彼らの多くは,

金儲けとは関係なく,

困った人のために福祉を頑張りたい!

という思いでこの道を選択していますから。




逆に言えば,

儲かるだろうと算盤を弾いて,

福祉大学や福祉の仕事にやってきた人は,

しんどいということですが…。




まあ,

とにかく,




儲からない業界で,

儲けを気にせず,

コツコツと頑張るのです。




それが,

本来の姿なのですから。




これは経営者も同様で,

福祉施設を運営するからには,

決して贅沢な生活は望めないのです。




生活困窮者を支援している人が

贅沢な生活をするのって,

明らかに違和感ありますよね。




例えば,

児童福祉施設の経営者が,

ベンツを乗り回してたらおかしいでしょ?




特養なんかも同じですからね。




介護保険バブルが,

一時的な錯覚を生み出しただけです。




そういうことも含めて,

今後は,

医療は医療

福祉は福祉

という線引きが次第に明確になっていくと思います。




ということを踏まえて,

福祉系事業者の今後の事業戦略

及び

福祉専門職の今後の方向性を

を考えると…




続く。




☆本日の結論
「介護は,医療と福祉に分離していきます」

福祉の道

昨日の続きです。




今後の介護保険のメインが

生活困窮者に対する支援

すなわち「福祉」となるのであれば,




今から,

その技を磨く必要があります。




世間が,

看護だのリハだの騒いでいる今であっても,

福祉サービス,具体的には生活支援サービスの充実に

目を向けるということです。




そういうことを仕方なく(やむを得ず)するのでなく,

専門職としてプロフェッショナルとして取り組むのが,

福祉専門職のアイデンティティなのですから。




但し,




何度も言うように,




儲かりませんよ(笑)。




ですが,

ニーズは必ずあります。

どんどん増えます。

国の支援も切れません。




儲からないけど,潰れない。

これが福祉経営の真理なのです。




さて,




そのような方針で

福祉街道を走ろうとした時,




福祉専門職の方々に

勉強してほしいのが,




三日前の記事に書いた,

精神疾患及びパーソナリティの知識です。




福祉の対象となる人々は,

かなりの確率で

この傾向を有しているからです。





そこを押さえた仕事ができる人であれば,

大いに活躍が期待できるでしょう。




あれ?




まさにそれこそが

もう一つの福祉専門職である

精神保健福祉士(PSW)だ。




けど,




現状のPSWが必ずしも

そこに精通した仕事をしているとは

到底思えないし,




カリキュラムもちょっと物足りない気がします。




なので,

やはりしっかりと勉強していきましょう!




でもって,

福祉ニーズ対応のプロフェッショナルを目指しましょう!




☆本日の結論
「潰れなければ儲けもの」

TVで,

○○体操が認知症予防に良い

なんてやつが多いですね。




でもって,




統計データみたいなのを持ちだして,

「A大学の研究によると,

なんと,

全く運動をしていな人たちに比べて

○○運動をしていた人たちは,

数ヶ月後に認知症の点数がアップした!」

なんて言ってエビデンスを示しています。




でも,




ほぼ,この手の統計は,

比較するグループ(統制群)が

何もしていない人たち

なんですよね。




そりゃ,

何もしていない人たちに比べたら,

どんな体操でもした方が良いだろう

ってことは小学生でも分かります。




せめて,

統制群はラジオ体操を

実験群は○○体操を

くらいの比較でやってくれと思います。




てか,




その体操をするために,

公民館や福祉センターまで出かけているわけなんだから,

その効果を差し引く,

つまり,

条件を統制しないとまずいでしょう。




単に外に出かけていくことだけでも

認知症予防に効果的だというのは

周知の事実なんだから。




体操よりも,

公民館にやってきたという行動の方が

結果に影響している可能性が高いかも

ってことです。




本当に○○体操に自信があるのなら,

同じように週に3日,

家から同程度距離の場所まで移動して

太極拳をやったグループと比較してほしいですね。




それでも有意な差があれば

認めますよ。




これは高齢者のリハビリにもよくあることで,




老健なんかで、

週に3日のリハビリを実施した人たちと

そうでないグループ(統制群)とで

結果を比較するときに,

統制群が寝たきり

だったりしますからね(笑)。




せめて,




同程度の時間離床して,

介護士による風船バレーをしたグループ

を統制群にしてほしいものです。




素人の介護士のレクとは

エビデンスが違うんだぞ!

ってね。




でも、逆に,

風船バレーの方が結果が良かったりして(笑)。




リハを売りにしたデイも同様で,




そもそもデイに来ない人と比べるのではなく,




一般的なデイで

そこそこ活動的に過ごしている人たちと比較した

統計データでないと意味がないですよね。




でないと,

先ほどの例と同じで,

効果のほとんどを

「デイサービスの利用」

で説明できてしまいますから。





そこを差し引かないと。




☆本日の結論
「食品の栄養効果を示す時に,何も食べてない人と比較するようなもの」

 | BLOG TOP |