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元気の子

Author:元気の子
多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

(連絡先)
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例の改正社会福祉法の流れを受け,

最近の私は

すっかりとビジネスモードになってしまい,




マニアックかつアカデミックに,

時に浮世離れした視点で書いていく

このブログとは,相性が合わなくなっております。




つまり,

今,書きたいことを書いてしまうと,

このブログのキャラに反する

ということです。




てか,

今考えていることは,

経営戦略的なことばかりなので,

ブログに書いてはアカンのです。




そんなこんなで,

本日は封印したはずの

お勧め映画紹介とします。




比較的最近観た中から…




「インターステラー」

・120点
・だが,予備知識なしで観た影響も大
・しかし,それを差し引いても100点
・SFだけどボロくて小さいTVで観ても問題なし
・映像も良いがストーリーはさらに良い
・時間は長いが,もっと長く観ていたかった




「チャイルド44」

・85点
・トータルの完成度高し
・だが,「ドラゴンタトゥーの女」や「ゴーストライター」には負ける
・私の中で,全く路線が違うはずの「007 スペクター」と
 ストーリや役者がなぜか混ざってしまっている




「クリード チャンプを継ぐ男」

・20点
・期待大だっただけに残念
・あまりにワンパターン
・だが,これを観ると
 もう一度「ロッキー1」が観たくなり,
 見た結果やはり大感動してしまう
 という副次的な効果はある




「スターウォーズ/フォースの覚醒」

・55点
・だが,音楽は100点
・これもワンパターン過ぎる
・これを観た直後に,同時に借りた「ロッキー1」を観て
 完全に上書きされる始末




「ミッションインポッシブル5/ローグ・ネイション」

・75点
・だが,そもそも期待していなかった加算あり
・1の次に良い
・てか,2,3,4はつまらなすぎて記憶にすらない
・ベタな映画で確実に満足したい人にお勧めです




☆本日の結論
「20馬身差でインターステラーの勝ち。」

介護保険制度の中には,

・医療

・介護

・福祉


がごっちゃに放り込まれているので,

これらを常に整理して考える必要があると思います。




まず,

治療を目的とした「医療」

ですが,

これは

・訪問看護

・通所リハ

・リハ特化型デイ

・老人保健施設

というような

看護やリハ主体のサービスが該当します。




ここまでは分かり易い。




次に,

日常生活上の世話を目的とした「介護」。




これは,

上記以外のほぼ全てのサービスが該当しますが,




今のご時世,

純粋な訪問介護と

レスパイト目的のデイやショート以外は,

単なる「日常生活上のお世話」

と割り切れなくなっています。




なぜなら,

介護保険制度そのものに,

自立支援を目指せというメッセージがあるために,

「エビデンスのある介護をせよ」

という風潮が日増しに強まっているからです。




で,

「エビデンスのある介護」というのは,

その傾向が強まれば強まるほど,

「医療」の考え方に近づいていきます。





そうなると,

「医療」と「介護」の概念がボーダレスになってしまい,

もはや制度やライセンスの枠組みでしか

説明不可能になっている状況だと思います。




まあ,

それがすなわち,

「地域包括ケアシステム」

の目指しているところなんですけどね。




以前の記事にも書いたように,

地域包括ケアシステムの理念は

経費削減ですから,

今まで医療の領域だったものを

介護の領域に流し込んで行くのが狙いです。




つまり,

介護保険制度を

医療保険制度のマイナーリーグに

位置づけるわけです。




そうなると,

少なくとも現場レベルにおいては,

医療と介護を区別する意味すらなくなるわけで,

それらをひっくるめて

「医療的ケア」と言ってしまった方がシンプルです。




そうであれば,

いたって普通のデイをやろうとしているにも関わらず,

看護やリハの必要性を求められている意味が

多少分かりやすくなります。




かつては,

対立概念のようですらあった

「医療」と「介護」は,

今日において

見事に融合してしまったわけです。




ということで,

この記事の冒頭に書いたものを,

・医療的ケア

・福祉


と訂正します。




これが今の時代の,

二大領域といってもいいでしょう。




続く。




☆本日の結論
「今はブログ更新の回復期であります。」

昨日の記事の続きです。




少なくとも介護保険制度においては,

今後は,

医療,介護(ケア),福祉の3つでなく,

医療的ケア福祉の2つの概念で考えていこう

という話です。




介護福祉士の名称の通り,

以前は,

介護は福祉寄りでした。




しかし,

昨日の記事にもあるように,

今後は,介護福祉士は医療寄りとなり,

もはや医療介護士のようですらあります。




このように,

「福祉」の中に若干食い込んでいた「介護」が,

スポッと抜けてしまうわけですから,

「福祉」は,より純粋な概念として存在することができます。




介護保険制度の理念により,

「医療」や「介護」が自立支援のための介入に特化していく中,




「福祉」は,

純粋に個々の利用者の幸せのために介入していくわけです。




幸せには,

エビデンスはほぼないです。





これがいいのです。




エビデンスに固められた医療的ケアの推進は,

利用者の幸せや権利を奪っていく可能性を持っています。





かつての,

医療寄りでない介護=エビデンスのない(素人的な)介護

においては,

介護職員の中に自然発生的に

良くも悪くも福祉的なマインドが育まれ,

福祉面をカバーできていたものが,

介護が医療寄になるにつれて,

それが失われやすくなるがために,

「福祉」をしっかり捉えた介入が別に必要になる

ということです。




なお,ここで言う

「良くも悪くも福祉的なマインド」

とは,

・本当はご飯なんて食べたくないんじゃないの?

・このリハビリは本人にとっては辛いだけでは?

・そんなに水分を飲ましたら可哀そうじゃない?

という思いのことです。




かつての介護職員は,

このように福祉寄りの感覚で仕事をしていたがために,

医療と対立することがしばしばありました。




さて,




回りくどくなりましたが,




私が主張したいことは,

今後の介護保険業界においては,

「福祉」の視点,

すなわちソーシャル・ワークの役割が

かなり重要になってくるということです。




よって,

もはや医療的ケアの集大成となりつつある

「ケアプラン」とは別の枠組みで,

「ソーシャルワークプラン」というものを

やってみる価値があるのでは,

という提案です。




おしまい。




☆本日の結論
「結局,コレコレのことですがな。」

「福祉」とは,

心身の不自由さや貧困等の

ハンデキャップに対する援助のことです。




したがって,

ソーシャルワーク(SW)とは,

そのような方々に対する援助を,

直接あるいは間接的に行うことです。




しかし,

この枠組みで「福祉」を捉えると,

「医療」や「介護」も含まれますので,

臨床的には広義過ぎる概念で使えません。




一方で,

「福祉」の語源であるwelfareには,

「幸福」や「豊かさ」といった意味もあります。




臨床的に「福祉」を用いる時には,

むしろこちらの方がしっくりきます。




よって,

まだ制度や援助体系に

落とし込まれていない状況においては,

前者の概念で援助をするわけですが,




いったん,

それらに落とし込まれて安定した状況においては,

その状況下における利用者自身に対する援助,

すなわち,後者の概念となります。




つまり,

既に特養に入居している方に対するSWは,

利用者が本当にその環境において,

幸せや豊かさを持つことができているのか?

加えて言うなら,

人権が守られ,自己実現は果たせているのか?

ということを見ていくわけです。




そして,

前回,前々回の記事と合わせて説明するなら,

利用者の心身の状態を「医療的ケア」の軸で見て,

利用者の幸福度や豊かさを「福祉」の軸で見る

といった2軸によるアセスメント及び介入の勧めなのです。




医療的ケアの概念の中(特に「介護」の中)にも,

幸福度や豊かさを見る要素はあるぞ!

という意見もあるでしょうし,

上手くやればそれだけでも成立するかもしれませんが,

「医療的ケア」と「福祉」の2つの概念が

対立する場面が多いことを考えると,

やはり2軸で,そして別々の人の目によって

利用者を捉えるべきだと思います。




おしまい。




☆本日の結論
「福祉の目指す幸福度は,不幸でないこと。」

福祉の仕事,

特に特養等の満員が容易な入所施設においては,

失敗を避けさえすれば上手くいくようになっています。




事故・虐待や苦情を避け,

実地指導を無難にやり過ごし,

変なスタッフを採用せず,

等々,様々なトラブルを回避さえすれば

良い運営となります。




そういう減点方式の運営です。




まるで,

公務員の人生のような運営です。




なので,

必然的につまらない施設が

多くなるわけです。




一方,

積極的にアイデアを出さなければ生き残れない

デイのような事業においては,




ハイリスク・ハイリターンの

加点方式となります。




よって,

色々と面白い施設が生まれるわけです。




何が言いたいかというと,




面白い特養は価値がある

ということです。




おしまい。




☆本日の結論
「つまらない特養はリクルートで苦労する。」

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