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Author:元気の子
多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

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これからのデイサービスの類型について、

様々な主張がありますが、




私は、

医療系と福祉系の2分類であると

考えています。




医療系とは、

主にリハビリ中心のものであり、




福祉系とは、

主に認知症対応や困難事例が中心のものであり、

ほぼ小規模多機能と同様のカラーであります。




さて、




今後、

この両方のデイにとって

最も大きな課題が、

通所嫌いのおじいさん

にどう対応するかという命題でしょう。




少し前までは、

このタイプの人は、

医療系デイで対応できることが多かったです。




つまり、

レクやおしゃべりを強要されるような空間は嫌いだけど、

マシンでリハビリするだけなら行ってもいいよ、

というパターンですね。




実際はレスパイトニーズなわけですから、

リハを口実にとりあえず家から出す

という作戦を取ったケアマネや家族は多かったでしょう。




ところが、

世の中の移り変わりは早いもので、

最近はこの作戦すら通用しないおじいさんも

多いようです。




これらの方は、

要は、

何もしたくない!

というニーズです。




こうなると、

医療系デイはむしろ逆効果であり、

自ずと福祉系デイでの対応になります。




さて、

この、

何もしたくないニーズ、

実はとても対応困難なのです。




まず、

本人にとって

デイに行く意味が見出せないこと。




次に、

仮にデイに来たとしても、

本当に何もしないだけだと

帰りたくなること。




だからと言って、

退屈しのぎに何らかの活動を促すと、

ますます拒否されること。




現場のスタッフとしては

もはや手詰まりという感じしょう。




そんな中、

私は、

要介護2~3の

通所嫌いのおじいさんであり、

何もしたくない!という方が

抵抗なく通えて快適に過ごせるデイ

というものを考案しました。




ただし、

形になるのは2年後ですが…




☆本日の結論
「乞うご期待!」

PFドラッカーは、

顧客に対し

今までにない何か有益なものを与えること、

そして、その結果、組織が利益を得ることを

「成果」と定義しています。




また、

今までにないものを生み出すことを

「イノベーション」と定義しています。




かつて、

特養やデイが滅多にない時代であれば、

その地域にそういった施設が「ある」こと自体が

イノベーションであり、

成果も上げやすかったでしょう。




しかし、

特養やデイが居並ぶ現在のほとんどの地域においては、

ただ「ある」だけでは成果は上げれません。




その「あり方」を研究し、

結果としてその地域の顧客に新たな利益をもたらすようなもの

を生み出すのです。




それをし続ける組織は、

生き残り繁栄する確率が高まります。




ちなみに、

その地域の事を知り、

潜在的なニーズを探り出す作業のことを

「マーケティング」と言います。




その地域の中に既に多くあるものであれば、

そこに安定した市場こそあれ、

過当競争となり、

価格競争や営業合戦といった形で、

成果を求めざるを得ません。




しかし、

この状態が続いていると、

もはや組織のアイデンティティそのものが、

希薄になってしまい、

そこに「ある」ことの意味すら失われてきます。




話しは長くなりましたが、




福祉の仕事におけるトップマネジメントは、

その地域の人々が困っていることをあぶり出し、(マーケティング)

それを既存の制度と巧みにマッチングさせ、(イノベーション)

新たな顧客を生み出すと同時に企業の価値を高める

といったことだと思います。




トップマネジメントを担う人は、

現場職員の些細な意見や報告から、

これらのヒントを見つけようと

努力し続けんといかんのです。




☆本日の結論
「限られた資源を用いて成果を上げるためのプロセスが「マネジメント」です。」

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