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Author:元気の子
多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

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昨日の記事で書いた

自己評価維持モデルについて。




この理論を証明する実験では、

学生にクラスメイトの能力を査定させた所、

自分の得意とする教科では、

実際以上に低い査定を見積もり、

自分の苦手とする強化では、

その逆だったらしいです。




つまり、

「心理的距離」の近さが固定されている条件下では、

「自己関連性」と「課題の遂行」が逆相関になるわけですね。




ちなみに、

この3要因はどれをどう入れ替えても同じような関係になります。

例えば「自己関連性」の近さが固定されている条件下では、

「心理的距離」が近いほど「課題の遂行」の低さを望む

といった具合に。




さて、

そう考えると、




上司が実施する部下の査定というのも、

非常に危ういものなんです。




客観的な数値で評価できるものなら問題ないのですが、

上司の主観で得点化されるのであれば、

上司の得意な分野ほどシビアな評価となり、

逆に、上司の苦手な分野を得意とする部下が高評価となります。




ましてや、

その上司と部下の距離(年齢やキャリア)が近いと、

ますますその傾向は強くなります。




組織全体としては

バランスが取れるようになっている

と言えないこともないですが、

査定される部下にしてみれば

たまったものではないですよね。




このように主観的な要素の多い査定は、

上司のバイアスがかかりまくりなので、

要注意っす。




☆本日の結論
「自己評価維持モデルを理解し、その逆の言動をすることで、自分の器を大きく見せることができる。」

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