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多くの介護関係者が何となく思っていることを、あたかも理論的に言語化するのが好きですが、エビデンスはほとんどないのでご了承ください。

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オレ竜に学ぶ

介護のことを書きたいし、

それなりにネタもあるが、

やはり今はオレ竜のことが書きたくて仕方がない。




今しか書けないネタだし。




前回の記事でも書いたが、

戦力に乏しいオレ竜が勝つ秘訣は、

敢えてストレスが溜まる試合をする

ということにある。




普通、

そういう試合をすると

自チームも相手チームも、

そしてファンまでもが

同様にストレスを感じ、

心身ともにボロボロになるのだが、




オレ竜だけは、

そのストレスに免疫があるので、

平気なのだ。




だから、

オレ流は普通に試合をしているだけで、

相手選手、さらにはベンチが根負けして

ミスをする。




ついでにファンも根負けして球場から帰る。

あるいはテレビのチャンネルを変える。




逆に言えば、

オレ竜は、

自らの攻撃場面であっても、

心地よい攻撃はしない方が良い。

(出来ないけど)




オレ竜ファンすら、

イライラしてもどかしい位の攻撃が良いのだ。




スコアボード的には、

それはプラスにならないが、

なぜか相手には確実にダメージを与えている。




つまり、

そのようにして試合全体を重くするというのが

ポイントだからだ。




だから、

オレ竜と試合をすると、

体力はともかく精神的に疲れるのだ。(ファンも)




でも、

野球を知っている人なら分かると思うが、




普通、そのようにマズイ攻撃をしてしまったら、

試合の流れが相手に傾いてしまうのに、

なぜオレ竜はそうならないのか?




また、

いくらそういう試合に慣れているからと言っても、

なぜそこまで平常心でいられるのか?




その謎を解くと

↓ここに行き着く。




ベンチでいつも無表情の落合




オレ竜指揮官は、

8年前に監督就任以来、

試合中は、

味方がエラーしようが、

逆転ホームランを打とうが、

常にこの表情のままで、

眉一つ動かさないのだ。




はっきり言って異様である。




おそらく最初は選手も異様に感じたと思うが、

何年も一緒にやってると

選手も同じように動揺しなくなる。




監督も選手も

そういった試合中の感情の起伏がなくなると、




チャンスを潰しても心理的ダメージがない。




嫌なムードが発生しない。




だから相手チームに流れが傾かないのである。




ちなみにこれには副作用があり、

ポジティブなムードも派生しないのである。




だから、

調子が良い時の阪神の攻撃みたいなイケイケの雰囲気を

オレ竜でお目にかかることは滅多にない。




ただ、

これらは相殺関係になく、

野球というスポーツの性質上、

「守備が悪いムードにならないこと」は

「攻撃が良いムードになること」より

はるかに効果的なので、

結果的にオレ竜は勝つのである。





また、

試合中に監督が喜怒哀楽を出さないというのは、

すなわち監督が利己主義ではないということである。




ミスしても監督は不機嫌にならない。




ホームランを打っても監督は喜ばない。




これはつまり、

「オメーら、監督のために試合をしてんじゃねーだろ」

というメッセージである。




選手は、

・チームが勝つため

・自分の評価(生活)のため


に頑張れば良い。




というのが落合の一貫した考えである。




ミスしても、それはテメーの自己責任。

勝利を求めるなら今から出来ることを考えろ。

オレの顔色なんていちいち見る必要ねぇだろ。




という方針を貫くことで

大人のプロスポーツ選手を育てることにつながるのだ。




素晴らしい。




でも、

言う易し行なうは難し。




試合の結果に最もコミットしている監督が、

この無表情を貫き通すのは、

並大抵の精神力では不可能。




おそらく落合も、

内心では人並みに喜怒哀楽が発生しているのだろうが、

それを決して表に出さない。




またそれは、

前述の選手への影響はもちろんだが、

自分自身の冷静さを保つことにもつながるから

采配をミスらないのである。




もし落合の仏頂面を批判する人がいるのなら、

せめてここまで理解する必要がある。




また

マスコミが嫌う

試合後のコメントの少なさにも理由がある。




もともと落合はビッグマウスで一口多いタイプだ。




だから、

試合後に色々しゃべってしまうと、

ついつい愚痴や悪口が出てしまい、

選手達に悪影響を与えてしまう。




元々、自身が名選手なだけに、

選手に不満を言い出したら止まらないだろう。




なので、

そのリスクを避けるために、

コメントは極力控えるようにしているのだ。




多分。




全ては勝つチームを作るため!








※最後の、

 仏頂面と少ないコメントの部分は、

 介護リーダーにも参考になると思います。




☆本日の結論
「オレ竜の試合は、つまらないけど最高に語れる。」

コメント

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納得!

野球のことはよくわからないですけれど、
現場に照らし合わせると、ものすごく納得できます。

でも、わたしは♀なので、笑顔を出来るだけ絶やさず、
仏頂面が必要なときは
アルカイックスマイルに徹しています。

不気味な微笑みも、ときには効果が大きいようです(笑)。

いつも、楽しくてためになる記事を、ありがとうございます!

介護等の職場に置き換えて・・・・

あまりにも仏頂面している人がリーダーだと職場の雰囲気が悪くなるような気もしますが・・・

落合監督の仏頂面の意味はわかりましたけど。

mayさんへ

(アルカイックスマイル)
ギリシャのアルカイック彫刻にみられる、口もとに微笑を浮かべた表情。
中国六朝(りくちょう)時代や日本の飛鳥(あすか)時代の仏像の表情をもいう。

勉強になりました!

おりぜ~さんへ

確かに。

でも、組織にとっては喜怒哀楽が激しく出るリーダーより、
無表情っぽい人の方が良いような気がします。

特に事故や部下の失敗に対する反応をコントロールするのは
難しいですからね。

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