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Author:元気の子
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この旧ブログはいったん全記事を消しました。




そして、

とある方からのリクエストにより、

開設当初からの記事をさかのぼって、

今見ても多少価値あるものだけを

少しずつ公開することになりました。




マニア学科セレクション、

いや、マニア学科アーカイブ?

そんな感じでお願いします。




当時の記事は、

誤字以外は

(修正したくなる衝動を抑えて)

そのまんま公開します。




また、

当時いただいていたコメントは

全て削除させていただきますので、

古くからのマニアな読者はご了承ください。




あらためて

大人になった皆様のコメントをいただければ幸いです。




なお、

本日の結論部分は、

未来からの感想と称して、

あらためて読んだ私の所感を書いています。




では、

ひっそりとお楽しみください。



第1回ケアカンファレンスオークス(GI)牝馬限定 

東京芝・左 2400m

枠番馬番  馬名       騎手 斤量 人気

1 1 カンゴシプリンセス   石橋 55 1

2 2 エイヨウグルーヴ    武  55 5

3 3 レーヴディソーダンイン 福永 55 4

4 4 リハビリドンナ     岩田 55 2

5 5 イシアマゾン      中舘 65 6

6 6 カイゴスカーレット   安藤 55 7

7 7 ケアマネスタ      スミヨン 55 3




パドック編は→コチラ

返し馬編は→コチラ

スタート編は→コチラ

向正面編は→コチラ

直線編は→コチラ




さあ、

坂を登り切って、

残り200mぅぅ!



カイゴスカーレットは、

カンゴシプリンセスとリハビリドンナの

間に進路を取ろうとしている!



カンゴシプレンセスは少し苦しいか?!



外からリハビリドンナが猛然とスパートして、

一気にケアマネスタを捉えたぁぁ!



エイヨウグルーブは内でもがいているぞ!



先頭はリハビリドンナだぁ!



残り100mぅぅ!



ここで間を割ってカイゴスカーレットきたぁぁぁ!



凄い脚だぁぁぁぁぁぁぁ!!!



だが先頭はリハビリドンナ!



もうこの二頭の一騎打ちか?!



どうだ?!

届くのか?!



カイゴスカーレット必死に追いすがる!



どうだ?!

どうだ?!



あ~、



届かないぃぃい!



1着はリハビリドンナ!



カイゴスカーレットは2着!



リハビリドンナです!



タイムは2分23秒6!レコード!



なんと上がり3Fは32秒9!



恐ろしい数字…



おっとぉ?!



審議の青ランプが点いていますねぇ。



このレースは審議です!

お手持ちの勝馬投票権は

お捨てにならないでください。



さて、

大坪さん、

凄いレースでしたね。



はぁ、

でも、審議ですからね。

果たしてどの場面でしょうか?




レーヴディソーダンインは先頭を走っていたので、

あの故障に関しては関係ないですよね?



どうでしょうか?

私はリハビリドンナの一言が気になりますけど。




一言?

接触したかどうかですよね?



はい。

レーヴディソーダンインは摂食障害を起こしていましたからねぇ、

今日も休み明けなのにマイナス3キロだったし…。




えーと、マイナス20キロですね。

3キロというのは人間に換算すればということですね。



そうです。

急仕上げの感は否めませんね。




(そんなことレース前には言ってなかったくせに。

「もしかすると」なんて言ってたくせに。)


ん?ターフビジョンには、

どうやら最後の直線の様子が何度も映されていますが…、

大坪さん、直線でそういう場面はありましたか?



どうでしょうか?

例によって

リハビリドンナの岩田騎手が立位保持をしたときに、

少し内に切り込み過ぎましたでしょうかねぇ?




ああ、本当ですね。

では、その部分をもう少し詳しく見てみましょうか?




(以下、カンファの様子~VTR)




リハビリドンナ

「どのみち岡部さん=レオダーバンかどうかは、

確定待ちってわけね」



カンゴシプリンセス

「現段階で結論を出すのはビワハヤヒデよね」



ケアマネスタ

「『微妙に早いし』ってことね」



リハビリドンナ

「カンゴさん、

今のは余りにも苦し紛れな例えよ」



カンゴシプリンセス

「ぶっちゃけ、もう面倒くさくって」



リハビリドンナ

「後半ハイペース過ぎて、お疲れのようね」



カンゴシプリンセス

「…」



ケアマネスタ

「では、岡部さんの件は、この辺で…」



リハビリドンナ

「まだよ!機能訓練計画があるわよ!」



ケアマネスタ

「そ、それでは

リハビリさんの方からお願いします」



カイゴスカーレット

「待って!その前に現場の意見でしょ!?」



リハビリドンナ

「それは入所してからでもいいのでは?」




(以下、解説席)




この部分ですね。

残り150mの当たりですか。

確かに急に内に切れ込んで、

カイゴスカーレットの進路を妨害しているようにも

見えますね。



はい。

リハビリドンナは

カンゴシプリンセスを

当面の敵と考えていたんでしょう。

なので、

カイゴスカーレットの存在が

目に入らなかったのではないでしょうか?




大坪さん、

やはり現場の声を無視する行為というのは、

かなり厳しく見られるものですか。



人数にもよりますけどね。



審査員のですか?



いや、介護スタッフです。



介護スタッフ?

多い方が有利ということですか?



逆です。

少ない時こそ、

現場の声を重視する必要があります。

カイゴスカーレットのフロアは、

今、とても厳しい状況にあるので、

この議事録を読んだスタッフは

納得しないでしょう。

これは、降着かもしれませんよ。




…意味が分かりませんが、

とりあえず、降着の可能性があるくらい

危険な騎乗ということですね。



そういうことです。

しかし、長引いてますねぇ。




あ、着順が出ましたよ!




来週末に続く。




☆本日の結論
「続くのかな…?」

第1回ケアカンファレンスオークス(GI)牝馬限定 

東京芝・左 2400m

枠番馬番  馬名       騎手 斤量 人気

1 1 カンゴシプリンセス   石橋 55 1

2 2 エイヨウグルーヴ    武  55 5

3 3 レーヴディソーダンイン 福永 55 4

4 4 リハビリドンナ     岩田 55 2

5 5 イシアマゾン      中舘 65 6

6 6 カイゴスカーレット   安藤 55 7

7 7 ケアマネスタ      スミヨン 55 3




パドック編は→コチラ

返し馬編は→コチラ

スタート編は→コチラ

向正面編は→コチラ




おっとぉ、

ここでカイゴスカーレットは

ずるずる後退か?



先頭のレーヴディソーダンインは、

早くも大欅(おおけやき)の向こう側に入って、




後続を引き離しながら

どんどん加速して…あぁぁっっと!



どうした!



どうやらレーヴディソーダンインに

故障発生のようです。



二番手のケアマネスタは巧みに避けて、

替わって先頭に立ったぁ!



その後ろからは、

カンゴシプリンセス

リハビリドンナ

エイヨウグルーヴ

らが次々と加速して、

先頭に襲い掛かる勢いで…



各馬直線に向きました!



先頭は依然としてケアマネスタ!



その外からカンゴシプリンセスが猛然と加速!



さらにその外からリハビリドンナ!



エイヨウグルーブは内に入ったぞ!



さあ、各馬、横一線になって追い比べだ!

直線坂の攻防!



こうなると、

カンゴシプリンセスやや有利か?!



だが、ケアマネスタも必死に食い下がる!



おっと、

何だ?

その両馬の間に

割って入ろうとしている馬がいるぞ!

カイゴスカーレットだぁぁぁ!




(以下、カンファの様子)




レーヴディソーダンイン

「岡部さんに関しては、

以上でよろしいでしょうか?」



ケアマネスタ

「今回はレーヴさんに

インテークに行ってもらったので、

その流れでプランの原案も

作成してもらって…」



レーヴディソーダンイン

「ああ、いいのよ。そんなこと。

慣れているから」



リハビリドンナ

「復帰以前もそんな感じで

仕事抱え込んじゃってたけど…

本当に大丈夫なの?」



エイヨウグルーブ

「無理しない方がいいと思うわよ」



レーヴディソーダンイン

「…」



ケアマネスタ

「あっ、

今回のプランもここから先は私が作成しますから…」



レーヴディソーダンイン

「…」



カンゴシプリンセス

「じゃあ、今後、

岡部さんに関する意見は

あなたに言えばいいのね?」



ケアマネスタ

「はい!」



リハビリドンナ

「私も確認したいことがあるの」



エイヨウグルーヴ

「私も少し意見があります」



ケアマネスタ

「分かりました。

じゃあ、まずは…

カンゴさんからお願いします」



カンゴシプリンセス

「そうね…

岡部さんって、凱旋門賞はいつ狙うの?」



ケアマネスタ

「外来の処方箋なら

もうもらっています」



カンゴシプリンセス

「ならいいわ。

でもロンシャンの芝は重いわよ」



ケアマネスタ

「ロールシャッハテストの結果は

考慮しないことにしました」



リハビリドンナ

「ところで、岡部さんって、

もしかしてレオダーバンじゃないの?」



ケアマネスタ

「なるほど、パーキンソンの症状があることから、

レビー小体型認知症を疑っているのですね」



エイヨウグルーブ

「もしレビー小体型なら

人参好きの一家だと思うわ」



ケアマネスタ

「なるほど、

レオダーバンはニジンスキー系ということですね。

さすが、エイヨウさんならでは視点ですね」



カンゴシプリンセス

「人参ばかり食べても無駄よ!

ダービーではテイオーに

子供扱いされたのだから!」



ケアマネスタ

「なるほど。

リハビリ病棟でOTが岡部さん相手に

幼稚なレクをしていたのですね」



リハビリドンナ

「ちょっと!

問題はレオダーバンかどうかでしょ?」



カンゴシプリンセス

「パトロールビデオで審議するように

言っておくわよ」



ケアマネスタ

「なるほど、

画像診断をオファーするわけですね」



カイゴスカーレット

「ちょっと、あんたたち、いい加減にしなさいよ!

さっきから、分かりにく過ぎるわよ!」



続きはコチラ




☆本日の結論
「長くてすみません」

第1回ケアカンファレンスオークス(GI)牝馬限定 

東京芝・左 2400m

枠番馬番  馬名       騎手 斤量 人気

1 1 カンゴシプリンセス   石橋 55 1

2 2 エイヨウグルーヴ    武  55 5

3 3 レーヴディソーダンイン 福永 55 4

4 4 リハビリドンナ     岩田 55 2

5 5 イシアマゾン      中舘 65 6

6 6 カイゴスカーレット   安藤 55 7

7 7 ケアマネスタ      スミヨン 55 3





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返し馬編は→コチラ

スタート編は→コチラ




さあ、

各馬向正面に入って、

先頭はケアマネスタに変わっています。



二番手には、

レーヴディソーダンイン。



三番手に少し下げたか、カンゴシプリンセス。

が、やはり、少し掛かり気味のようです。



以下、

リハビリドンナ、

カイゴスカーレットと続き…



おっと、

エイヨウグルーヴが

その直後まで押し上げてきています。



さあ、

前半の1000メートルのタイムは…

なんと!63秒8!

これは超スローぺースになりました。




(以下、カンファの様子)




ケアマネスタ

「とりあえず、

これが岡部さんのプランの原案です」



カンゴシプリンセス

「まだ入所していないんだから、

それは必要ないんじゃないの?」



ケアマネスタ

「一応、介護保険上はコレが必要で…」



カンゴシプリンセス

「面倒ね…じゃあ、先にどうぞ」



レーヴディソーダンイン

「現段階では、

とりあえず生活歴の理解が重要かと…」



リハビリドンナ

「まあ、フィジカル的には

特に問題なさそうだしね」



ケアマネスタ

「それが、実は、

パーキンの兆候があるらしくて…」



カンゴシプリンセス

「え?じゃあ、パーキンの主治医もいるわけ?」



ケアマネスタ

「とりあえず、

ドージマムテキ系が処方されています」



カンゴシプリンセス

「いわゆる、ドーパミン系のことね」



カイゴスカーレット

「今、ドージマムテキって言わなかったですか?」



レーヴディソーダンイン

「(無視して)鬱の傾向もあるようですよ」



ケアマネスタ

「あ、それで、

ゼンノロブロイ系も処方されているのね」



カンゴシプリンセス

「セロトニン系ってことね」



エイヨウグルーヴ

「バナナや牛乳からトリプトファンを多く摂り込むようにしましょうか?」



カイゴスカーレット

「てか、ゼンノロブロイって聞こえましたけど…」



リハビリドンナ

「心房の苦しさには勝てないってことよ」



レーヴディソーダンイン

「確かに、シンボリクリスエスには勝てなかったわよね」



カイゴスカーレット

「皆、さっきから何言ってんの?」



カンゴシプリンセス

「これだから介護はダメなのよ!

専門用語くらい学習してよ!」



リハビリドンナ

「とりあえず、リハは、藤沢流に、

負荷を掛けないようにするわね」



ケアマネスタ

「いいけど、

ペルーサやコディーノの

二の舞にならないようにね」



レーヴディソーダンイン

「私の家系みたいに、

ポキッ!となるよりマシよ」



カンゴシプリンセス

「てか、いつまで岡部さんの話してんのよ。

時間掛かり過ぎよ!」



エイヨウグルーヴ

「でも、ゆっくりペースのおかげで

話題に追いつくことができたわ」



カイゴスカーレット

「専門用語が多い会議は疲れるわ!

ハァ!ハァ!」




おっとぉ!

ここで、カイゴスカーレットが

ずるずると後退かぁ?!




続きはコチラ




☆本日の結論
「専門用語は大事です」

第1回ケアカンファレンスオークス(GI)牝馬限定 

東京芝・左 2400m

枠番馬番  馬名       騎手 斤量 人気

1 1 カンゴシプリンセス   石橋 55 1

2 2 エイヨウグルーヴ    武  55 5

3 3 レーヴディソーダンイン 福永 55 4

4 4 リハビリドンナ     岩田 55 2

5 5 イシアマゾン      中舘 65 6

6 6 カイゴスカーレット   安藤 55 7

7 7 ケアマネスタ      スミヨン 55 3





パドックの実況は→コチラ




本馬場入場&返し馬の実況は→コチラ




さあ、いよいよ出走の時間が近づいてきました。

ここからは岡部さんに解説をお願いします。

岡部さん、よろしくお願いします。



…。



岡部さん?



…。



あ、失礼しました。

えー、

過去、シンボリルドルフで、

本日と同じ府中の2400mのダービーを制した、

三冠ジョッキーの岡部幸雄さんです。



はい、こんにちは。

よろしくお願いします。




いやぁ、

あの時のルドルフは凄かったですねぇ。



あの馬は特別でしたからねぇ。

私が競馬を教えられた感じです。




教えられたとはどういうことでしょう?



直線の坂になっても、

エンジン全開で走らないから、

「まだまだ先は長いから慌てるな」

と馬に言われているようで。




そういう経験というのは、

やはりルドルフだけですか?



そうですねぇ。

ルドルフだけだったかも知れませんねぇ




分かりました。

本日はありがとうございました。



はい。

ありがとうございました。





(岡部氏退席)




レーヴディソーダンイン

「という感じで、

ご本人様は、普段は無口なのですが、

ルドルフという言葉を出すと、

急に口数が増えます」



リハビリドンナ

「脳卒中の既往はなさそうですね。

となると、アルツハイマーですかね?」



カイゴスカーレット

「回帰型認知症じゃないですか?」



カンゴシプリンセス

「なにそれ?」



カイゴスカーレット

「いや、あの~、竹内先生がそういう分類をしていて…」



カンゴシプリンセス

「竹内?」



カイゴスカーレット

「いや、あの、もういいです。

アルツハイマーでいいです」



ケアマネスタ 

「ということは、

回想法が有効ということですかね?」



レーヴディソーダンイン

「もし、居室が分からなかったら、

表札にルドルフって書きますか?(笑)」



ケアマネスタ

「ありかもね(笑)」




(以下実況)




スタートしました。



おっと、エイヨウグルーヴはダッシュがつかない。



まずはレーヴディソーダンインが作ろうとした流れに対して、



1コーナーで果敢にハナを奪いに行ったのは、

なんとカイゴスカーレットです。



が、



すぐにカンゴシプリンセスに外から被せられ、

現在5番手まで下がっております。



リハビリドンナは、それらの争いを

じっくり見ながらレースを組み立てています。

馬場の良い所を走ろうという作戦でしょうか?



さあ、先頭グループは早くも2コーナーにさしかかっています。



先頭は変わらずカンゴシプリンセスですが、

少し掛かり気味か。

どうなんだ石橋。



その直後に、

久々のレーヴディソーダンインと

派遣のケアマネスタもつけていますが、

この2馬は掛かることなくリラックスして

走っているようです。



少し離れた3番手にリハビリドンナ。



そして、さらに2馬身後方にカイゴスカーレット。



それを追うように最後方はエイヨウグルーヴです。



なお、イシアマゾンは急遽発走中止となっておりますので、

7番がらみの勝馬投票券はお捨てにならないでください。




続きはコチラ




☆本日の結論
「最近はあんまりルドルフって言わんなぁ」

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